
両作品共に大満足で幸せな1日でした







まずは『1789』の感想から。
↓劇場内はこんな感じです。
キャスト表です↓
昨年この作品を宝塚で観た時に、『宝塚よりも東宝ミュージカルの方が合っているかも』と思ったのですが、やはり合ってたと思います。
宝塚では、チームワークの良さや息の合ったコーラスが強みだったのに対して、東宝ミュージカルは個々の(特に脇を固める俳優さん)の実力を見せつけられた感じでした。
小池先生に、『これだけ脇を実力者で固めたから文句はないでしょ!?』って言われている様でした。←異存なし(笑)
全体を通してちょっと気になったのは、この作品は生オケではなくて録音なのですが、音楽のボリュームが大きすぎた事です。
なので、俳優さんによっては歌声が音に負けてしまっていたので、今後改善の余地があるかなと。
録音の為か、音楽の抑揚がなくて歌を盛り上げるのも俳優さんの実力だよりという感じになってしまっていました。
キャストの感想をざっくりと。
*ロナン・・・小池徹平さん
小池さんの舞台は初めて拝見しました。
確かデスノートにも出演されていたし、ミュージカル経験もあるのですよね。今回の曲は難しかったのかな。まだ歌いこなせていない感じでした

音楽が大きすぎたのかも知れないけど、歌声が音楽に負けてました

でも、演技は良かったです。オランプを愛しているのも伝わってきたし、最後の場面は泣けました

*オランプ・・・神田沙也加さん。
神田さんのオランプ凄く良かったです‼️
舞台に立った時の華やかさもあるし、歌も情感豊かで感動しました
(声量も音楽に負けてなかった‼︎)

芯がしっかりとしていて、愛らしいオランプを好演していました。
*アントワネット・・花總まりさん。
花總さんのアントワネット凄く楽しみにしていたのですが、宝塚でこの役を演じた愛希れいかさんの歌と演技が素晴らしかったので、実はちょっとだけ観るのが怖い気がしていました。特に歌が

辛口になってしまうけど、登場シーンの歌はちょっと厳しかった気がしました

決して不満だったという訳ではないのですが、もう少し歌い慣れてきたらもっと良くなるのではないかと思います‼︎
でも、花總さんのアントワネットは二幕がとにかく圧巻でした





特に最後のオランプとの場面は涙なくしては見れなった





王妃としての威厳もありつつ、一人の恋する女性としての心情が痛い程伝わってきて、、、

オランプが去った後に、アントワネットが一人残りお芝居をして歌うのですが、この時の歌はとても良かったです。感動して客席で震えてしまうほどでした。
花總さんの舞台はミーミルの時からずっと見てきたので、『こんな大女優になったんだぁ』と感慨深くなりました。
そうそう。
二幕目で下手から登場する時に、ドレスが引っかかってしまい舞台になかなか出て来れなかったんです。
裏方のスタッフさんが取ってくれて、無事に出て来れたのですが、焦る事なく舞台の端でお芝居を
続けていた花總さんは流石ベテランだなぁと思いました。
*その他のキャスト
今回はとにかく脇を固める俳優さんがとっても、豪華でした‼️
ダントン役の上原理生さんは圧巻の歌唱力でした。正直言って上原さんが歌い出して初めて歌で感動出来ました;^_^A 今回はダンスも踊ってましたよ。
アルトワの吉野圭吾さんは、個性的な役はお手の物ですよね( ´艸`) ビジュアルも演技も全てグッドです
ラマール役の坂元健児さんのコミカルな演技は天才的ですよね‼️ 催眠術にすぐにかかっしまう様を思い出すと今でも笑ってしまう( ´艸`) 昔ライオンキングのシンバやレミゼラブルのアンジョルラスをやった人とはとても思えません(笑)歌も素晴らしい

そして、ペイロール役の岡幸二郎さん。
黒くて悪~い岡さん、大好物です





最初の場面では声が掠れていて、喉をやられてしまったのではないかと心配しましたが、舞台が進むにつれてハリのある声になり安心しました。
存在感と威圧感が凄まじくて、岡さんがムチを持った時には怖いのなんの。
ムチを持ってる岡さんに興奮してしまいました
←変態かっ(笑)


お芝居では怖い岡さんでしたが、カーテンコールで花總さんをエスコートする姿があまりにもスマートで素敵で、ギャップにやられてしまいました







それから忘れてはならないのが、アンサンブルの方たちです‼️
とにかくダンスが凄くて、アクロバティックな技を披露していました。
とっても感動したけれど、怪我等しないように気をつけていただきたいです。
この作品は明日が初日ですよね。
私の観劇はプレビュー公演が最初で最後です;^_^A
でも、初日に向けて変更点もあるみたいだし、これからどんどん深まって進化していくと思うので、これからご覧になる方の感想を楽しみにしています




