おめでとうございます





昨夜たまたま、スカステで放送された『仮面のロマネスク』を鑑賞しました。
私は幸せな事に、12年に渡る花總まりさんのトップ娘役時代を観てきました。
なのでこの作品も観に行ったのですが、当時は当たり前の様に花總さんの舞台を観ていたんですよね;^_^A
でも、久々に花總さんのメルトゥイユ夫人を観て、改めて凄い娘役さんだったんだなぁと思いました。
あのドレスの美しい着こなし・気品は、花總まりさんの右に出る人はいないでしょう





それだけではなくて、花總さんの魅力は『演技力』なんだなぁと、この作品を拝見して思いました。
最後の場面の演技を観て鳥肌が立ちましたよ‼︎
特にこの場面。
『あなたのいなくなる今日、私の命も終わるのよ』
って言う場面。
花總さんの情感のこもった演技に胸が苦しくなってしまいました

振り向きざまに言うのですが、この時に頰をつたう涙までも美しくて神がかっている感じです

・・・で、どうしても考えてしまうのが秋の花組の全国ツアーです

この作品は、高嶺ふぶきさんのサヨナラ公演の為に柴田先生が作った(原作はあるけれど)当て書きのようなものです。
もっと言うと大人の恋の駆け引きの出来る、高嶺&花總コンビだからこそ、素晴らしい作品になったのだと思います。
そして明日海さんのヴァルモンを生かすも殺すもメルトゥイユ夫人次第と言っても良い程、メルトゥイユ夫人は難しい役ですよね。
再演するのならば、演技力のあるトップ娘役さんに演じて欲しかったなぁ。
『危険な関係』ならぬ、『危険な舞台』になりそうな予感がしてきてしまう

なんて、こんな事を言ってしまって全国ツアーを楽しみに待てないなんて明日海りおさんのファン失格ですね…>_<…
話は脱線してしまったけど、それだけ花總さんの演技力は素晴らしかったんだなぁと思いました。
昨年帝劇でエリザベートを拝見した時は、
『舞台の世界に戻ってきてくれてありがとう

』



って心から思いました。
今年も花總まりさんのシシィを拝見出来るのは本当に嬉しいです❣️
その前に『1789』ですよね。
今週末に観劇します。
花總さんのアントワネット本当に楽しみです






