
安寿ミラさんと森奈みはるさんの『ベサメムーチョ』や杜けあきさんの『パラダイストロピカーナ』など、懐かしかったなぁ

私が一番興奮したのは、剣幸さんと杜けあきさんが二人で踊るフラメンコの場面



大人の男(?)の色気がたっぷりで痺れました




今回のゲストは一路真輝さんと和央ようかさん。
これまた私にとっては思い入れのあるスペシャルなゲストでした


和央さんはサヨナラ公演から『ワンハート』を歌ってくれました!!
一幕の最後の大コーラスですよね。
9年前にタイムスリップしてウルウルしちゃった(T^T)
一路真輝さんは『JFK』からアポロ♪と『風と共に去りぬ』から♪明日になればの2曲を。
私はてっきりエリザベートの曲を歌ってくれるかと思っていたのでこの2曲は意外でした。
でも、アポロ♪はサヨナラショーで歌った思い出深い曲で、『風と共に去りぬ』は一番関わりの深い作品だとおっしゃっていました。確かに一路さんは、新人公演でアシュレとレットバトラーを、本公演ではスカーレットⅠ、Ⅱを演じているんですよね~。
『明日になれば』は圧巻の歌唱力でした

一曲と二曲の間にトークがあるのですが一路さんのお話の仕方って、凄く品があるんですよね。そして、優しい口調でお話されるんです。
でも、歌いだすと一変してスカーレットが降りてきました!!
きっと立ち直れるはず!!と思わず思ってしまうような魂のこもった歌唱でした

フィーナーレで、ウタコさんに
『二人(和央さんと一路さん)は楽屋で何話してたの??』
『色々です』と一路さん。
『また主婦の会話してたんじゃない??』
とウタコさんが言ったら、
『私今は主婦じゃないですっ』
って否定する一路さん。
『あ~、ウタコさんやっちゃったぁ>_<』と思っていたら、横にいた杜さんがとっさに一路さんの肩を抱いて、
『ウタコさん。これ以上は触れないであげてっ(笑)』
みたいな事を言ってフォローしていたのが面白かったです(笑)
それにしても、杜さんと一路さんの並びも懐かしいなぁ。
一路さんも同じ時代に活躍した上級生に囲まれて下級生のイチロちゃんに戻っていて凄く可愛かったし楽しそうでした。
ウタコさんのビルが当時のままだと言って、『ねぇ、ヤンさんっ!!』って離れたと所にいるヤンさんに無茶振りしている一路さんが可笑しかった( ´艸`)
そんな一路さんとは対照的に、少し学年が離れている和央さんは終始控えめな感じでした。
そんな和央さんに
『一路と何か共通点はあるの??』
と話を振るウタコさん。優しいですよね。
和央『雪組でご一緒でした』
一路『そうなんです。たかこちゃんは新人公演で私の役をやってくれてたのよね』
和央『だから、私はここにいてはいけないんです!!』
剣『なんで??そんな事ないよっ。宝塚はそうやって繋がっているんだからね。私だって新人公演をやってたのよ。』
何故かここで笑いが起こりました(笑)
『こうやって宝塚は学年を超えて繋がってるんです』
と、話をまとめるウタコさん。流石です



今回の公演を観て、ウタコさんの座長としての大きさ、暖かさを凄く感じました。
千秋楽では、アンコールで後ろにいたアンサンブルの下級生達に声を掛けて前に出してあげたとか。胸が一杯になりました。
実は、最近の宝塚の人事などが『清くも正しくもない』と感じてしまい、今の宝塚を心から楽しめなくなっていました。
でも、剣幸さんはじめOGさんの舞台姿を観ていたら、『宝塚って愛に溢れているところだよ』って身を持って教えてくれた様に感じて、少女の頃みたいに純粋に舞台を楽しめました



正に少女の頃にタイムスリップしました

この二週間ほど、心がウキウキして地に足が着いていない状態(笑)
そして、東京公演が終わってしまった今は放心状態です(;^_^A
もう、この様なOG公演はないのかなぁ??
また是非やって欲しいです



10代の一番多感な時に観ていた、剣幸さん・杜けあきさん等の男役姿を再び見れた事、剣幸さん&こだま愛さんのゴールデンコンビを再び生で見れた事、大好きなビル&サリーにまた会えた事、私にとっては『Super special gift』でした



大阪公演は観に行けないけど、観た方の感想を楽しみにしています


