しびれる(。>ω<。) | ジュニのマイペースdiary♡

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大好きな観劇(宝塚&ミュージカル)の事をマイペースに綴っています(*'▽'*)

ここ10日ばかり、気付けば『川霧の橋』を見ていますキャ


時間があれば最初から観て、時間がなくても最後の橋の上のラストシーンを観てから寝るという日々。


ラストシーンだけでも、毎回泣けてしまうのは、私が年をとったからかな(笑)


いやいや、それだけ素晴らしいって事ですよねきら


濃厚なラブシーンや、歯の浮くようなキザなセリフが一切ないのに、ドキドキしちゃうんですWハート


何がドキドキするかと言ったら、剣幸さん演じる幸次郎にです!!


ずっと待っていたお光が現れて嬉しいはずなのに、

 『なにグズグズしているっ。
  いつまで待たせるんだいっ』

と心にもない事をいったと思ったら

 『おっ、気を付けろ、霧で橋が濡れてるぞ』

って優しい声をかける。


この時の『うん』っていうこだま愛さんがたまらなく可愛いなぁにこ


優しい声を掛けたかと思ったら、お光が傍に来ると、、、。



思わず、ソッポを向いてしまうんですぷっハート


ここまでで、幸さんの嬉しいんだけど、どうしたらいいかわからない心情が痛い程伝わってきて、何故か涙が出てきてしまうんですよね。


たまらないですドキドキドキドキドキドキ  


この後に、お光に

『幸さん、蛍。ねぇ取って』

と言われ、幼なじみの兄の顔になります。


ここのシーンの影ソロがまた素晴らしいきら










♪急にお前が眩しくなって、今は息もつけないほど、胸が詰まってお前が欲しい~♪

という影ソロで、急に兄の顔から男の顔に変わる場面!!  








ここ、何回見てもドキドキしてしまいます。


凄いのは、ウタコさんが『男の顔』になって、宝塚なのに大丈夫??って思っても、この二人のお芝居は生々しさ、いやらしさが一切ない事。

なのに、こんなにドキドキしちゃうってどういう事(笑)??



極めつけは、最後の

『もう、何処へも行くな!!』

というウタコさんの演技力。

確か前のブログに、『キュンとしちゃう』みたいな事を書いたと思うけど、何回も観てると、これはキュンとするという次元の物ではないですね。


私、しびれました。


幸さんの嬉しいとか、愛しいとかそういう気持ちを超越した気持ちが、『もう、何処へも行くな』なんですよね。


改めてウタコさんの演技力にひれ伏してしまいました。


こんなに凄い役者さんだったなんて、今更ながらに感動しています泣


少女の頃にこの舞台を観ていて、その時も感動したけど、年を重ねてわかる素晴らしさなのでしょうね。

出会うのが早過ぎて、この素晴らしさを理解してなかったんだろうな、当時は。


男役さんを観てキュンキュンする事は沢山あっても『しびれる』事は、そうそうないですよね。


また、このセリフを受けるこだま愛さんの表情も逸材なんです。


私は二年程前にこだま愛さんのライブに行った事があって、そのライブで『川霧の
橋』の主題歌を歌ってくれたんです。

その時にラストシーンのお話をしてくれて、『相手役さんに手を引かれて銀橋を渡り花道にはけていく、というラストシーンで娘役人生を終えられて幸せだった』って仰っていたんです。


そのライブが確か12月26日で、剣幸さん、こだま愛さんが宝塚を卒業した日だったので、余計に感慨深かったです好


映像からも、それが伺えるような本当に幸せな表情ですよね。


本当に素晴らしいラストシーンですきら

今更ながら『川霧の橋』にハマってしまったのですが、感動を分かち合う人が周りにいないので、ブログに吐き出してしまいました(笑)


スッキリしたので、今夜もラストシーンを観て寝る事にしますラブ