スカステで放送された月組『ル・ポァゾン』懐かしく鑑賞しました
この作品は、星組・花組で再演されましたが、私はやっぱりこの月組公演が一番好きだなぁ
プロローグの涼風真世さんの歌唱を聞いた瞬間に、『これだよ~!!』って思ってしまいました。再演バージョンとは、歌の上手さが全然違います!!
歌だけが全てではないと思うけど、涼風真世さんの歌を聞くと、歌が上手いとこんなにも感動するんだなぁと思いました。
なんというか、心に染み入るんですよね
この後にトップコンビが登場
剣幸さんとこだま愛さん
この作品は二人のサヨナラ公演。
大好きなトップコンビで、今みてもウルウルしてしまいます(T^T)
再演バージョンの柚希礼音さん、蘭寿とむさんの歌唱も良かったけど、このルポァゾンの主題歌は、やっぱりウタコさんが歌うとしっくりくるなぁ。
『ル・ポ・ア・ゾ~~ン』っていう低音の歌い出し、大好きです
このショーは全てが好きだったけど、特に好きだったシーンを紹介します!!
*まずは、『愛の復活』。
この場面は復刻版DVDでは、歌がカットだったんです
でも、スカステさんは放送してくださって本当に嬉しいです
友を失った士官(剣幸)を励ます恋人(こだま愛)。
この時のこだま愛さんの歌声が力強くて、本当に素晴らしかった
勇気づけられた士官は、希望を取り戻して仲間達との壮大なダンスへと発展。
この時のこだま愛さんのダンスも、パワフルで躍動感があって素晴らしかったなぁ
ダンスの事はよくわからないけど、中心が全然ぶれてないんです。
娘役トップこだま愛、ここにありって感じでした。
こだま愛さんは、私が今まで観てきた中で、一番大好きなトップ娘役さんでした。
『三拍子揃った娘役』って、こだま愛さんの事を言うのだと本気で思ってます。
そうそう、この時のウタコさんの歌唱も素晴らしかったです。確かクイーンの曲でしたよね。
*ルポァゾンと言ったら、やはり『愛のロマンス』の中の『別れの曲』が思い出に残ってます
別れの曲に乗せて、トップスターと二番手が踊り、、、。
『次は頼んだよ』って感じて、次期トップの肩を掴むシーン。
この演出は泣かせますよね
剣幸さんから涼風真世さんヘのバトンタッチが、誰もが納得の人事だったからこういう演出も生まれたし、観ている方も感動するのですよね。
そして、、、。
ウタコさんがセリ下がっていってしまいます
この演出は当時は苦情が殺到したと聞いたのですが、本当かなあ。
確かに観ていて辛かったけど。
涼風真世さんの新しい月組になるんだと思ったし、宝塚はこうやって受け継いでいくのだという事を見せてくれて、私的には好きな場面です。
でも、次の場面こそ苦情を言いたいです!!
ウタコさんが去ってしまったら、涼風さんの横には朝凪鈴さんが。
この場面を見たら、誰もが次のトップコンビは、この二人だと思うではないですかっ
でも。
実際はまだ下級生だった麻乃佳世さんがトップになり、朝凪鈴さんは次の公演で退団してしまいました
麻乃佳世ちゃんも好きだったけど、リンリンさんも好きだったので複雑でした。
この場面を観ると、今でも切なくなってしまいます。
経験や実力だけでは、トップ娘役にはなれないのだと初めて学びました
*最後は何といってもデュエットダンス
ウタコさんが歌って、こだま愛さんが舞う形でしたけど、この場面もウルウルしてしまいます(T^T)
初めて宝塚を観たのが、ウタコさんのトップ御披露目公演で、それからずっと観ていたコンビだったし、今でも私の中では『ゴールデンコンビ』なので、最後のデュエットダンスはこみ上げてくるものがありますね
『振り返ってみれば、いつもそばに君がいたから 幸せだった』
という歌詞もウタコさんの気持ちを表しているのでしょうね。
とっても素敵な歌詞です
私が大好きだった時代の月組のトップコンビ 本当に素敵なコンビでした
この作品以外でも素敵なショーが沢山ありました。
『ラ・ノスタルジー』、『ビバ シバ!!』等大好きだったなぁ。
映像に残ってないのが悔やまれます。゚(T^T)゚。
特に、初演の『ミー&マイガール』。
どうして、初演だけDVDが出ないの~
まぁ、サヨナラ公演はこうして映像に残ってるので、それだけでも幸せですよね
来月はサヨナラ公演のお芝居『川霧の橋』が放送されます
トップコンビのトークもカットされずに収録されていたら嬉しいな