


2月3日 『プレママ・プレパパのための「ひろば見学」と助産師さんとおしゃべりしよう♪ 』
妙見坂の産後ケアハウス笑咲(えみ)やまもと助産院の山本晶子さんは10年間、地域の助産師として産後のお母さんと赤ちゃんに携わっておられます。(2月4日の交野タイムズで産後ケアが掲載)
まずは赤ちゃん人形でどんな風にお母さんのお腹の中にいるか、をお話ししてくださいました。
☆抱っこ・ねんね体験
約3kgの重さのお人形で抱っこ体験。
・抱っこしていたら赤ちゃんは気持ちがいいから落ち着く。
・斜め45度くらいの体勢に赤ちゃんを胸に伏せるような形で抱っこすると、肌と肌とのぬくもりで落ち着いてくれる。
・赤ちゃんの身体が左右対称になるように、抱っこすると安定して、落ち着きます。
・ねんねは丸い姿勢の赤ちゃんが固いところに置かれると不快に感じ泣くことがあるので、足の下、首の下などにくるっと丸めたタオルを挟む事で安心してくれたりも。
☆スキンケア☆
・赤ちゃんのお肌はとてもデリケート。保湿ケアはまめに。
・産まれてすぐはちょこちょこうんちでお尻が赤くなることも。
・おしりふき用コットンにお湯を含ませてしぼってそれで拭く。100均ボトルも活用。
・ベビーワセリンをお尻に塗る。
・ちゃんとケアしてもよくならない時は、小児科や皮膚科へ。
☆沐浴体験 ☆
・手で支えながらの沐浴にベビーバス、支える必要がなく、置いて洗えるバスチェア。
・お湯の温度は40度前後くらい、冬の寒いときは少し熱く、夏はぬるめ。
・赤ちゃんに声を掛けながら、足から入れる。おなかにてぬぐいをのせると安心してくれたりもする。「お風呂にはいろうね。」「お湯つけるね」「お顔ふくね」など。
・顔は泡で、頬、おでこ、あごを洗い、さっとお湯をかけて拭く。声かけをしながら。
・首、手のひら等にほこりをにぎっているので、洗う。
☆質問☆
赤ちゃんの耳に水が入るのはどうか?
赤ちゃんは直前まで羊水の中にいたことを思えば、気にしなくて大丈夫です。
☆産後の体について☆
・お産では体のダメージが想像以上なので、不安が大きく感情の波がおこるし、骨盤がグラグラになっている。産後の一か月をどう過ごすかで、しんどさが変わってくる。
・お母さん自身が頑張りすぎる事に気づけないこともある。
・産後ケアの専門職の支援も使ってほしい。産後ケア、家事支援なども。
・コミュニケーションとしての意味での沐浴を。
・手がない、しんどいとき等は、お尻を洗ってあげるだけでもいい。
・おへそはお風呂で洗い、おへその観察はこまめに毎日行う。
・お風呂の前に、ケア用品をセットしておくとよい。
☆先輩ママの体験談☆
・里帰り出産をしたけれど、イライラすることも多かった。わからないことがあるとネットで探したりしてしまうけど、(対面で)人と話すと解決することも多い。
・上の子は人見知り、場所見知りもきつく、外へ行くのがしんどかった。そんな時に親から支援センターがあるはずだから行ってみてと言われて、ぽらりすひろばへ。8,9か月で来たら、意外と泣かず楽しく遊べた。
2人目は里帰りをせず、大丈夫だろうと思っていたら産後メンタルがよくなく、子どもの泣き声が騒音に感じたことも。
ひろばではママ友もでき、愚痴を言いあえたり、スタッフといっぱい吐き出すことができ、しんどい事も多いけど、楽しいこともいっぱいある。母子の写真を撮ってあげて。ほとんどないので。
質問
・赤ちゃんの耳に水が入るのはどうか?
赤ちゃんは直前まで羊水の中にいたことを思えば、気にしなくて大丈夫です。
・保育園はいつから考えたらいいのか?→ 保育園4月入所の選考が12月末締切。・妊娠中の9~10か月で保育園見学ができたら子連れでなく見やすいと思う。
・保育園申し込みの締切期日を知っておく。
・幼稚園入園も、いくつかの園を見てから決めた方がいい。3歳のプレに参加した幼稚園が合わずに、子ども自身が行きたい、と思ったところに入園させた。
・自分が楽な気持ちで接したら、子にも伝わったようでやりやすくなった。
・母乳育児は乳頭の形、赤ちゃんの気質によっても違う。しっくりこない時は産後ケア支援を利用してほしい。お母さんのしたい育児を目指します。(by山本さん)
・産後ケアは使うハードルが高かった。(先輩ママ)
交野市は、困っている事があると利用できる。 よく泣く赤ちゃんも、その子その子で理由がある。助産師さんは接しながらその子の快、不快を見極めることにつとめ、お母さんがしたいと思う育児につながるようにと対応してくれるそうです。おっぱいのトラブル、もやもやなども対応してくださるので、産後ケアを今日知っていただけてよかったです。 そして赤ちゃんの誕生後にはひろばでお会いすることを私たちスタッフ全員楽しみにお待ちしています。
感想はまた今度!
by チョコレートミルク
あーるぐれい