自分なりの遊びができるようになってきた上の子に、

何でも同じにしたい下の子。

おそらく毎日繰り返されているもめごとがひろばでも…!

オカアサンは困り顔。



見ていたスタッフも、そういえばと思い出しました。

2つ違いの姉がぜったいおもちゃを貸してくれなくて

台所でお玉を振り回して遊ぶしかなかったという妹の私。

「イジワルだったのよ~」とこっそり教えてくれた母は、

お姉ちゃんなんだからひとつくらい」って思ったみたい。

でも、今だからわかるけど、

たった2歳と2月で「お姉ちゃん」に突然なっちゃって

いろいろ思い通りにはいかなくなって、

おもちゃくらいは自分だけ!にしたかったんだろうな。

今では妹弟想いの世話好き姉御になっています。

あの時の「イジワル」の倍以上、お世話になっているかも…!?



その姉に追いつけ追い越せと密かに張り合っていた小さい頃。

かなわないな~と自覚したのはいつだったろう?



たまにひろばに入るといろんな自分にも出会えますね。

あんだんて音譜


というアンダンテの言葉で色々と思い出すことが・・・

わたしは子どもが小さい時には

ギャン泣きする子どもの声に耳を塞ぎたくなったし

なんでこんなに毎日毎日しんどいのか、って

イライラしていました。

だけど

幼稚園に入園するときに

園長先生の言葉「その子ども自身を認める」(というような言葉)

お聞きしたときに腑に落ちました。

ずっと私は子どもの個性を認めていなかったんだなぁ・・・って。


泣いて主張するのはオカアサンにわかってもらいたいため。

オカアサンにとって悪い(と思われること)ことをするのは

オカアサンに見てもらいたいため。

オカアサンが自分から見えなくなって泣くのは不安だから。


わかっちゃいるけど

自分の心がもうしんどくて認めたくなくて・・・

自分のことばっかり考えていたような気がします。


でも子どもは優しくて

こんな母でも大好きでいてくれて・・・

自分勝手な母を成長させてくれたのも子どもたちのお蔭・・・




なぁんてしみじみ思い出しました。




木曜日は

つくってあそぼ「クリスマス・オーナメントをつくろう」10時半から。

遊びに来てね。



あーるぐれいアールグレイ