これは異変と言っても良いのではないか。

去年・今年と猿の繁殖が盛んで小猿が増加した事実は間違いのないことであるのに、

猿の好物の栗が無傷で木の下に落ちている事実をどう捉えたら良いのだろう。

そんなに他にエサが豊富に有るのだろうか?

畑の被害は例年と大差ないから山にエサが豊富に有るのか。

たぶん、そうだろう。

親猿が小猿に猿本来のエサの採り方を教えているのだろう。

すると畑で野菜を盗ることを猿は転職とは考えてはいなかったのか?

生きるためにやむなくそうせざるを得なかったのか。

それを知らずに農家は猿を憎き盗賊だと思っていたのか。

そういう目で見ると猿はそのように見えてくる。

話し?合えば猿と人間は共存できるのかも知れない。

老練な猟師が「猿は撃ちたくない」そう言う訳が少しわかった気がする。