「TANITA」の体重計に毎日乗っている。
朝一でまだ寝ぼけているときに計っている。
近頃はそれで嘆いている。
この体重計は体脂肪率も計れるやつだ。
仕組みは知らないが金属のプレートに足を乗せるから電気的な数値を計っているのだろうか。
以前、足裏を乾燥した状態と湿潤させた状態の2回計ってみたが数値は小数点以下までぴったり同じであったから電気抵抗などではなく音波の伝播速度や反射率なのかも知れない。
伝播速度が脂肪に左右されることは考えられる、光も音も物質中で速度を大きく変えるから。
とにかく正確であるとわかって信用している、それで嘆いている。
もちろん体重についてはその数値を疑ったこともない。
私の場合(♂60以上)、体脂肪率の標準値は14~24%であると書いてある。
数値によって低い順から「やせ」→「-標準」→「+標準」→「軽肥満」→「肥満」と示されている。
この分類法によって人はやせ形方向に寄っていた方が良いんだという「TANITA]の意思が感じられる。
私は軽肥満族に分類されている。
それが+標準域に入ることが目標になっていたが現在逆方面に日々遠ざかりつつある。
体重は標準域をはるか飛び越え懸垂が一回も出来ない域にある。
何故なのかは十分知っている。
それを是正したいという気は今のところ煩悩の方に支配されていて、無い。
危機感を感じることになるまでは。
いまのところ危機感を感じる要素が無い。
ジムで指導をしてくれているO女史は、
「見てる限り質量の増加原因は筋肉量の増加だと思われますよ」
医者は、
「もう少し食べても良いでしょう」
そう言っていたことも作用している。
本当にそうなのか?
+2.5