先日友人が突然「10分で迎えに行く」と電話してきた。

何のことか覚えが無いけど、とりあえず10分後に友人の車に乗っていた。

「美味いラーメン店が有る。ぜひ食べてもらいたい」。

ありゃりゃ、昨日ラーメン食べて暫く控えようと思ってたばかりなんだよね。

若い頃スープまで全部飲むのを見た先輩が、その悪習は命を縮めるからやめろと警告してくれた、以来ラーメンは要注意とインプットされ、最近はほとんど食べなくなっていたのだが昨日食べてしまっていた。

それを言い出せぬまま、まさかあの店ではないよなあと思い始めた。

あの店は私しか知らないと思ってたんだけどな。

だんだん店に近づいてきたが今更言うのは不自然すぎるよなあ。

私が黙ってても店の人が何か言うよなきっと、小さな店だから。

なかなかの危機だよこの展開は。

覚悟を決めたとき車は店を通り過ぎてくれた。

麺が見えない山盛りラーメン食って気軽になった帰り道に思い出して軽はずみに「●んやの鯛焼屋ってこのあたりじゃないか?」

隣の奥様がさも皆んな知ってて当然と言う感じで「●んやの鯛焼美味しいよね」て言うのに曖昧に返答しておいたのを思い出した。

まさにドンピシャ、次の信号を入ったところに鯛焼屋は有った、隣の奥様が言ってた通り買って直ぐの熱々の鯛焼2枚を平らげてしまった。

ついに甘いもんまで手を出してしまった。

健康意識ダダ下がりの秋の現状報告第1回目です。

+2は秘密の記号。