いくら猛暑と言えど水道局が飛んでくるほどの水の無駄遣いを私はしているのではないか?

そのようなご批判をいただきました。

まったくその通りで、読み返してみても恥ずかしい限りです。

世界には飲み水さえ無くて、毎日遠く離れた水源から人力で運んでいるようなところがいっぱいあるのに、水道水をジャブジャブ使って平気な感覚でいるなんて、まったく

どうかしていました。

おっしゃるとおりでございます。

言い訳じみますが都会に住んでいたころはそんな感覚は無かったんですよ、渇水のときに車を水道水で洗っているような人を見かけると意見さえしたくなったものですから。

ところが、この、日本有数の多雨地帯である大台山系の川の中流域に住むようになって水への意識は遠のいてしまいました。

水道水はいつでもふんだんに使いたい放題で、しかも水道料金は非常に安かったのです。

どこも2ヶ月まとめの水道料金だと思うのですが、2千円にも満たない請求がずっと続いていました、

4月に料金値上げがされても3千円くらいのものでした。

一日50円ほどで必要充分な水が使えていたので、感覚が麻痺してしまったようです。

必要以上に使ってしまっていたのです。

猛暑の夏になってきて家の敷地内にある野菜畑や通路、家の屋根や外壁や窓ガラス、小屋の屋根等にも水道水をぶっかけ続けて、おまけに家の前の道のアスファルトにまで水道水で打ち水をし続けていました。

さすがに直近の請求書は5千円近くになっていましたが、ご批判の意見をいただくまではこのまま続けようと思っていましたし、暑さを防ぐ最良の方法だとさえ思っていました。

以後はそのような不謹慎な水の使い方はいたしません。

 

でも、暑い。

そこで、家の前にあるこの水路の水を使うことにした。

私が生まれる前からずっと流れ続けているこの水路の水は、
太古の昔から現在まで集落の人が田んぼの用水として利用して、
ここから先は利用されずダム湖に流れ落ちて役目は終わります。
年中このようにふんだんに流れていますので野菜を洗ったりはしているのです。
水源は山の中に有って、飲みはしませんが飲んでも構わないような綺麗な水質です。
水路の維持整備は集落の人によって行われています(もちろん私もやります)。
過去よりずっと使われずダム湖に流れ落ちていった水の量は大西洋くらいは有ったでしょう(おおげさかな?琵琶湖くらい?)
この水を有効に使ってやりましょう。
ホースをつなげて私の家の前付近の道路に水を撒いてやろう。
涼しくなっても請求書はどこからも来ない。
good idea
いままで誰も気づかなかったの?って、暑くなかったのさ、こんなにはね。
 
私の家(青い車)の前に水路は有る。
蛇口?から家の境界まで直線距離わずか15メートル。
 
上手い具合に下り勾配がついているしホースは20メートル有るから、
道路だけでなく家のカーポーチや通路も水浸し?に出来るぞ。
桶に溜めれば野菜や庭木に水やりも出来るな。
もう水道いらないじゃん。
 
水路の水は22度と冷たい。
 
ちなみに水道水は28度だ。
 
焼けたアスファルトは60℃以上になるだろう。
冷たい水をかけてやると一気に温度が下がるはずだ。
道路の温度が下がれば夜の暑さは軽減されるはず。
今日からぐっすり眠れるわけだな。
ヤッホー。