今日は80回目の「原爆の日」です。

私は地球温暖化による人類絶滅はもう引き返すことも出来ず避けられないことのように思うのですが、

核による絶滅はまだ避けることができると思っています。

1万発以上有ると言われる地球上の核兵器の廃絶は十分可能なことだと考えます。

原爆の父と呼ばれるロバート・オッペンハイマー博士の孫チャールズ・オッペンハイマー氏は核兵器について「恐怖を感じ、対処する責任があるという感覚を抱きながら育った」という。

核兵器削減に取り組む「オッペンハイマー・プロジェクト」で活動する中で、「『核爆弾自体が根本的に道徳に反する』との理解に人類は達してほしい」と願っている。

私も同様のことを思うのですが、核兵器に限らず『核エネルギーの利用自体が根本的に道徳に反する』との理解に人類は達してほしいと思っているのです。

オッペンハイマー博士が自分の手で多くの人々を殺してしまったことに悲観し恐れたたように、人類はほんの数グラムの質量がエネルギーに変わっただけで何が起こってしまったのかを恐れなければなりません。

まだ十分引き返すことは出来るのですから。

今日も暑い一日になりそうです、広島の今の気温はすでに29.9℃もあります。