とても良く当たるようになりましたよね。
何が?、二択を必ず外していたあんたのことか?
天気予報ですよ。
以前は参考程度にしかしていなかったのが、
今は傘持って行けと言われて持って行かない人は居なくなりましたよ。
技術の進歩は素晴らしい。
昔、定点観測というのが有って、今はもう必要無くなったんですが、
地球規模の気象を把握するために太平洋上の決められた位置で気象庁が海水温や大気圧などを測定していたんです。
気象観測船を常時その位置に停泊させて観測していたそうです。
日本が受け持った計測点は太平洋上に何点かあったようです。
その仕事やりたかったなあ、そんな仕事があったのか、勤務時間外は絶対釣り三昧だよね、今頃えら呼吸していたかもね。
そんなおいしい仕事にありついていた人も気象衛星や観測ブイなどに取って代わられたようで、現在の気象予測はAIが受け持つ部分が多いようです。
地域的な天気予測でそのAIに匹敵する能力を持っているのが農家です。
長年の経験則がそれを可能にしているようです。
私も小さい頃に空を見て雲の流れ方で天気を読む方法を教えてもらいましたが、
農家にとってお天気は死活問題にもなりかねないことですからね。
皆さんそれぞれ独自に天気を予測しますし、外すことはほんとに希なんです。
突発的な集中豪雨とか線状降水帯などは衛星を使ったAIに分があると思いますが農家も大したものだと思いますよ。
実は私は最近知ったのですが、この村は独自の気象観測システムを持っていて(すごい)、住民への避難指示等は、たぶん日本で一番早いだろうと役場の人は言っています。
それは過去に有った豪雨災害の教訓によるものなのです。
2004年9月にその豪雨災害が発生しています。
私はそのとき名古屋の職場で災害発生を知りましたが、家族に被害は無くてホッとしたのです。
その災害では当時自宅に居て土砂に巻き込まれ亡くなった人が6人、行方不明が1人出ました。
それまでは日本有数の多雨地域であり、山間の村なのに雨には強いという先入観があったのです。
ところがどうやら過去の常識が通用しない程の雨が降ったようです。
後に集落の長老に聞いた話では「庭に出したバケツが見てる間に溢れ出した、こんな経験は初めてだ」と言っていました。
それ以降行政も村人も防災意識が非常に高くなってきたのです。
先日通っているジムのことで行政にお願いをしに行ったのです、ジムが手狭になってきたので使ってない部屋の間仕切り壁を取って面積を増やしていただけないかということなのですが、多少なりとも耐震強度が落ちることは絶対出来ませんと言われました。
ごもっともなことでその防災意識はさすがだと感じました。
このジムの件は又他にいろいろ有るのですが話すと長くなるので後ほど。
お天気については地球温暖化の影響でいろいろ人間に不都合なことが起こっていますが、それに立ち向かう技術や経験値は充実してきたようで頼もしく思いますね。
今後は地震予測も天気予報並に正確になってくると・・・怖くて日本には住めんわ。