最近は田舎にもシニアカーをよく見かけるようになりました。

田舎には歩道は有りませんから車道をゆるゆるとカタツムリのように走っています。

シニアカーというものがどうも妙に面白く感じて興味が沸いているのです。

これはいったい・・・何なのだ?

車か、自転車か、車椅子か。

父のけんちゃんもしばらく使っていました。

けんちゃんは無鉄砲な人ですから5キロも離れた床屋さんに乗っていってガス欠?(電池切れ)で救援を呼びました。

砂が敷かれた墓地や山の急坂に乗り入れて周りをヒヤヒヤさせました。

自宅のカーポーチ脇の段差でひっくり返って下敷きになっていたのを家人は誰も気づかず死にかけました。

そんな数少ない?シニアカーと私の接点から得た教訓は、

人の目が絶えず有る都会で使うもののようだ。

山で使っても命の保証はされないもののようだ。

JAFに救援を頼んでも電話を切られるもののようだ。

部品を頼んでもどこから入手すれば良いのか修理屋さんも分からないもののようだ。

結論は、電動車椅子の仲間である。そう捉えて正しいのではないだろうか。

私もきっと使うようになるのだろう。

しかし私が使うには今のシニアカーでは少々物足りない気もする。

自分なりの改造を施すことになるだろう。

速度は自転車と同じくらいは出てほしい。

航続距離が10キロくらいは有って欲しい。

足ではね除けられる重量であって欲しい。

必要無くなったら自然に還っていって欲しい。

どこかに小さく「人と、地球にも優しいト○タ」と書いてあって欲しい。

そんなとこだなあ。

どこかでト○タを信じているとは思わないでね。

皮肉やでね、ひね鳥の皮肉は本当は美味いんだけどなあ。