私の長男は地元の三セクに勤めています。

社長は町長で社員は3人だけ、他はパートのおばちゃん達です。

地場の物産を扱った会社なのですが経営状態は良くないようです。

なので非常に良く働かされています。

出勤は私がラジオ体操に出ていく7時半頃、帰宅はしたりしなかったり、私が気付かなかったり、出張がたびたび有り、休日は有りません。

そこまで働くか?という感の働き方であります。

そんな環境で働く息子を親の私は心配していないのか?

ある意味心配していて、ある意味心配していない、結局のところ関心はさほど無い。

私が最盛期(最悪期だろうね)の頃と同じ働き方ですから。

同じような遺伝子構造だから何とか乗り切れるんじゃない、と、思ってる、ハハハ。

なのに給金はパチンコ屋で瞬時にスッてしまえる程度のようです。

私はパチンコ嫌いで一切やらなかったし、そんな暇さえ無かった。

そんなアホなことやっとる暇があるのだとすると、

一種これは親子間格差といえるな。

私自身にアーメン。

 

 格差というものは有りますよね。

格差が許されている社会であるのは事実で実感もできますね。

最もわかりやすいのは富の偏在による格差でしょうね。

1人の人間が持つ富にこれほど差が有り得るのはおかしい、と多くは思っているけれど、どうすることも出来ないだろうと思っているのも事実でしょう。

そんな顕著な格差でなくとも世の中には格差がいっぱいありますよ。

私は十分堪能しましたからもうお腹いっぱいですけど、

若い人達はこれから人生で何度も格差を感じてしまうことでしょう。

企業に仕えれば自分はなんて惨めな存在だろうと思うでしょう。

年金暮らしになったらあれほど働いてこの年金かよ、仕事しなかったあの人達と同じなのはおかしいやろと思うでしょう。

でもね、仕事の選択はあなた自身がしたのですよ、そこに格差がござったわけでね、自己責任なのですよ。

いや、家業の農業・漁業や工場をやむなくやらざるを得なかった人も居ますよね。

働けど働けどちっとも生活は改善しません、生まれながらに良い生活を享受できる者もいるかと思うとやりきれないですよね。

でもね、跡を継いでもらった親は喜んでいますよ、企業に囚われた親不孝者より、それこそあなたが享受できている格差ではないですか。

私は男(女)に生まれたかったなんてのはあきませんよ、神様に背くようなことは。

もっと美人に、もっと背が高く、もっと運動神経が良ければ、もっと、もっと・・・・

不条理な格差には戦う姿勢も必要でしょうが、

余りにわがままが過ぎると地獄に落ちますよ。

神様は公平な目を持っていますからね。