ジムで会ったある方は年6回同じ場所の草を刈るそうです。
集落の道路脇も同様に草は伸びます。
それは行政が管理すべきものですから本来住民が刈る必要は無いのです。
都会で放置してたら無精ったくて市民が黙っていないでしょう。
私が良く通る国道に一部舗装修理をしたまま放置されている工事区間が有って、以前のセンターラインが完全には消されないままバリヤーを置いてあるので車がラインに誘導されていき突っ込むことが予想されました。高齢運転者の多いこの地では多分にその可能性が有ると私は思いました。私は国道事務所の担当者に「危ないと思いますので、一度現地を見ていただいて対処ください」と電話してあげたが、礼を言われただけで未だに対処された気配はないのです。
国でさえそうなのだから県や町ではまともなことがやられる訳が無い。
集落の道路脇の草刈りはお盆前の一度きりです。
それも受注した土建屋が寄せ集めてきた作業者が好き勝手に刈っていくというものです。私にも一度作業者の声がかかりましたが、私の体型を見た土建屋の社長は先に話を引っこめてしまいました。
では町の道路はどうやって維持されているかというと、住民が維持しているのです。
行政がやってくれるなんて概念はここの住民には有りません。
貧しい村の行政に期待していては集落は草の中に埋もれて消えてしまいます。
自分の敷地の草刈りだけでも精一杯なのにそんな余分なことまでやらなければならないのが田舎の現実です。
みんな草刈り好きなんだなあって思っていた私は大馬鹿者でした。
都会のように市民の細かい要望に答えてくれる行政サービスは有りません。
無いのはおかしいやろ?と言われても無いものは無いのです、人も金も。
都会と地方の格差は実在するのですよ。
気が向けば続く。