うちの猫たちを外遊させるために扉を少し開けてておくことがある。
そのとき入り込むようですな。
うっとおしいなあ。
ハエに悩まされることは何十年も忘れていたことです。
懐かしくてハエのことを少し調べてみました。
このハエはあの頃のハエの血を引くハエなのかな?そう考えながら。
するといろいろ解ったのです。
寿命は約1ヶ月(実験室の管理された環境では70日以上生きた個体もいる)。
卵がふ化するは産卵後半日から3日。
幼虫(ウジ虫)でいる期間は平均1週間。
サナギになったハエは4~5日で成虫になる。
成虫になって24時間で産卵できる。
気温の低い季節は卵やサナギの状態で越冬する。
ハエが活発に活動できる温度は20度から25度。
こんな報告も、
ハエの寿命の長さと知能は関係しているのではないかという説。
30世代から40世代に渡って「ブザーが鳴ったときに危険な環境になる」という状況を覚えさせた結果、それを学習したハエの集団より学習しなかったハエの集団のほうが長生きをしたという結果になった。
つまり緊張感無くのんびり暮らしたハエは長生きする。
以上のことを勘案すると、
気温20度から25度は室内においては年中有り得る(人間が好む温度環境と同じである)。
約2週間で世代交代を繰り返していくとすると年間26回くらい世代交代出来ることになる(室内の好条件なら)。
そこで私はまじまじとハエを観察する。
60年前の子どもの頃に付き合ったハエとあまり変わらないように見えるなあ。
あの頃のハエから60年×26回=1560世代目のハエになるわけなんだが。
相変わらず食卓に食べ物を並べるとどこからともなく現れ、食べ物の表面をぺたぺた舐め回っている。そっと近づいてハエたたきを頭上30センチまで近づけても逃げない。
しばらく膠着状態を続けた後、反射神経の衰えた私が振り回すハエたたきにも簡単に仕留められてしまう。
60年前と同じ性能のハエの姿だ。
結言:
ハエは進化しない。
又は人間に感知できないくらい進化が遅い。
まあ、そんなに急に進化されると困るんだけど、農薬なんかは対象生物に耐性がついて効かなくなると聞く、今度キンチョールの効き具合をためしてみよう。
子供の頃は肌をピタピタ舐められる感触がわかったけど今は不感になった、私の方の老化は順調に進んでいるようだ。
続く・・え”っ