この国では国に従わない者は生きられず、国に従ってきた者もいざというとき助けて貰えないことは福島原発事故で解った。
長い間政権党であった自民党によって推し進められてきた原発。
それに従ってきたのだが、東電の首脳陣は原発を良く知らなかった。
たまたま3.11事故のときは民主党政権に変わっていた。
東電は理系の首相にこてんぱんに責められた。
そのとき主犯格の自民党はどうしていたか。
自分たちが導いてきた東電のていたらくを、さも現首相のせいだと前首相は陰口をたたいた。
”彼”は自分が発信するSNSで現首相のことを誹謗した。
後に復権した”彼”が演じた、首相らしからぬ様々なつまらないことと同じレベルのことだった。
あまりの酷さに現首相は退任後”彼”を名誉毀損で告訴した。
裁判所は訴状に書かれたことは事実だと認めながら、首相に復権していた”彼”を無罪とした。
まあそんな国だ。
今思うとあのとき”彼”が首相でなくて本当に良かった。
もし、そうだったら日本は終焉していたかも知れない。
人生を終演した者のことを非難するのはいかがなものか?とは、私はまったく思わない。
本日ここまで