核融合に触れておかないとこの講座は終われない。

分裂する者があれば融合する者もあるのが世の常で物質もそうだ。

身近な所(でも無い)では太陽がそうだ。

太陽から送られてくるエネルギーは無尽蔵だととらえて正しい。

その無尽蔵のエネルギーは太陽内部の核融合反応で発生している。

そのエネルギーで人間も生かされている。

どんな仕組みなんだろう?

軽い物質が重い物質に変わっていくとき膨大なエネルギーを発生し最後はブラックホールとか人知の及ばない神の世界に行き着く。

それを地上にも作ってみようと思って原発屋が研究しているけれど作れそうも無い。

世界でも余裕の有る国は研究しているが実現しそうも無い。

"地上に太陽を"と夢を謳って”核融合発電”という概念だけの言葉も生まれた。

燃料は海水だから無尽蔵なんだ、人類の将来はバラ色だよと、

国民は信じてしまいましたよ。

研究者達が家族を養うことだけは実現できるからあなただけがバラ色なんですよ。

それでも真理を追求することは面白いし必要なことだということを否定はしません。

好きなことは徹底的に研究してください、但し手弁当でね。

だって無理な夢なんだもん。

神様に近づこうとしてはダメ、HALも言ってるでしょ。

HALって誰や?

あんたHALも知らんのか、一文字進めてみ。

IBM?

そんなもんやな、そのうち解るわ。

本日はここまで。