町が「物忘れ相談」をしてくれるそうなので予約しておいた。

定員3人だけなのでもう無理かなと思ったら一人分空いていた。

近隣の病院から医師が来て相談に応じてくれる。

一人60分なので充分濃密な相談が出来そうだ。

町は他にも「心配事相談」を頻繁に行ってくれるが、

私は心配事をすぐ忘れてしまうので先に物忘れ相談をするのが正しいと考えた。

私はたぶん過去業務上で身についてしまった行動パターンの特殊性の影響だと思っている。

それが若くして?物忘れを引き起こしていると思っている。

私の行動パターンは単一の目的では動かずに二つ三つ目的が出来て初めて動くということ。

一石二鳥・三鳥でないと動けないのだ、無駄なエネルギーを極力使わないように出来てしまった。

そして行動中に横道へ横道へと入り込んでいく特性も持つ。

裏の畑に大根を引き抜きに行く、だけでは動かない、ついでにコンポストに生ゴミを捨てる必要があると初めて動く訳だ。

先に思いついた大根引き抜きが主たる目的と言う訳では無く、それぞれの目的の重要度は等しく同列に有る。

よって先に生ゴミを捨てるとする、するとコンポストの中身が見えそろそろ攪拌した方が良いと分かり攪拌する。

それが終わるとそこそこの充実感が生まれてしまい大根のことを忘れて帰ってくる。

大根は今晩のおかず作りに要るからやがて又思い出す、が、他の目的も生まれないと動けないのでおかずが一品減ることになる。

まあ、そんな調子なもので、

原因と対策、再発防止策をしっかり医師に相談してこようと思っている。