田舎の町では新型コロナウイルスの感染者が出た為に役場では心配なことが有るようだ。
行政無線はしきりに「噂話を信じないでください、特別に消毒を行なった病院は有りません、冷静な行動をお願いします」と訴えている。
感染者情報は許された範囲でしか出ていないが、狭い田舎のことゆえ噂が飛び交って、このまま増幅してゆくと人権侵害も起こしかねない。
噂の信憑性には常に注意を払って情報の暴走を防がなければならない。
感染者が誰であろうとその人の身になってみることだ。
一方、町民のもう一つの気がかりが熊である。
熊の情報についてはもっと詳しく知りたいと思っている。
人が襲われ怪我をしているのだから、行政は何らかの行動をしているはずだ。
駆除に動いているのなら毎日その報告が有ってしかるべきだろう。
ところが行政無線は沈黙している。
目撃情報と事故(怪我)情報は流しているが「引き続き注意してください」、だけでは注意のしようが無い。
「熊は○○地区から△△地区に向かって移動しているもよう」、とか、もっと詳しく知りたいのだ。
何故詳しい情報を出さないのか?
このように推測出来る。
町内で人が襲われ怪我をしているのだから行政は熊の駆除排除に向かって動いているはずだ。
ところがそれを公表すると野生動物の保護団体等から非難攻撃を受ける。
コロナ感染で医療機関から「町民からの問い合わせ増加でまともに業務が出来ない!」と苦情が入っている当局はそのことを良く知っている。
町の非常事態にそんな対応をしている暇はない。
密かに覆面駆除隊が動いていると信じたい。
野生の熊にはとにかく食料を与えないことが肝心だと、先日テレビのドキュメンタリー番組で言っていた。
知床でヒグマと共存している漁師はそれを強く話してくれた。
漁師はヒグマを叱って追い返していた。
「食料が欲しくて人に近づいてくるのであって、人が食料に見えるのではない」、と。
稲刈りも終わって田んぼには野生動物の食料は無くなった。
落ち穂に群がるスズメやイナゴもやがて去って行くだろう。
そこにカラスの大集団がやってきた。
裸になった田んぼで隠れる所が無くなったカエルや虫を狙っているようだ。
イナゴも食った、スズメも食った、カラスは・・・未だ食ってないな。
人間は他の動物を食料として見ることが多い。
先日の断酒会でメンバーが「釣りを始めた」と、写真を見せてくれた。
写っていたのは『アズキマス』。
「こっ、これを、釣りなさったんですか?初めてで!」
「食ってみたい!」、「食ってみたい!!」、「食ってみたい!!!」。
残念ながら既に消化もお済みなんだと。
こういうのはこの人のブログだよな・・・
https://ameblo.jp/muu8/entry-12199348826.html
超高級魚。

今度釣りに行こう。