太郎、「このYOKOHAMA製ボートは底が無い」

花子、「ボートじゃ無いし~、LTはLight Truck、これはトラックのパーツなの」

太郎、「底が無くても身体が収まるはずだったんだが、スッポリと」

花子、「普通の人は収まりそうね、何処まで入ったのよ」

太郎、「スッ・・、くらいかな?尻は入るが腹がつっかえる」

花子、「・・ポリまで入らないと不安定ね」

太郎、「73kgだからな」

花子、「ブタね」

太郎、「昔は48kgだった」

花子、「そのうち膝が壊れるわよ」

太郎、「左膝に実感がある」

花子、「大型はチューブレスになっちゃったからこれでやるしかないわね」

太郎、「重心が高いのでオールが届かない」

花子、「手でしょ、手ビレでも付けるのね」

太郎、「この辺りから出ようと思ってる」

花子、「熊が水飲みに来る絶好の場所ね」

太郎、「そうらしい、この辺りは釣り人も見掛けない」

花子、「熊より速く下ることね」

太郎、「熊のスピードは経験が無いので未知数だ」

花子、「じきに解るわよ」

 

 

 

 

 

 

花器                   銘:緑青

Kenichi Museum