メダカのことなんですけどね、
これはひょっとしたら誰も知らない・・・かも知れないので公表することにしよう。
メダカは絶滅に近づいているようだが、増えるときは増える。
Aさんは増えすぎて困ってしまい、里親を探して廻って、私の所へもメダカが数匹やってきた。
飼ってみると意外と可愛い、小さな命も命に変わりない。
メダカは親と稚魚を同じ水槽に入れておくと何故か稚魚はいなくなる。
従って孵化した稚魚は早く別の水槽に移して親から避難させることになる。
その辺が小鳥とは大きく異なる。
小鳥は親から遠ざけると生存率が下がるがメダカは上がる。
そこで私は毎朝ルーペで覗きながら稚魚を探しては網ですくい取っているのだが、
どう見ても卵の数に比べて救出できた稚魚の数が少ない。
私が救出するまでに大方は食われているようだ。
そこで写真のように海苔缶の蓋を水面すれすれに沈めてみると、
稚魚が入っているのだ。・・・画像は無い、稚魚は画素より小さいのだ。
稚魚は小さい身体なりに、親で有る敵に食われないように逃げ回っていたようだ。
それでこの水面ぎりぎりの避難所に入ってくる、親は大きいので入ってこれない。
実はこの避難所はエサ(ボウフラ)入れとして設置したものだ。
水槽にボウフラを入れるとあっという間に全部食べられてしまう、
そこで缶から逃げ出したハネッカエリのボウフラが真っ先に食われるようにと。
メダカが入ってこれないようにと水面ぎりぎりに設置したところ、思わぬ稚魚が入ってきたのだ。
最初は偶然かと思い気にとめなかったが、毎朝稚魚が入っているので逃げ込んでいるのだと分かった。
私も楽で良い、何しろ小さい小さい稚魚を水槽全体から探し出すのは大変根気のいることで目が疲れるから。
この偶然の発見は他にもやっている人がいるかも知れないのでたいした発見ではないかも。
茶碗 銘:内と外の相違
Kenichi Museum



