山で拾ってきた鉈を再生することにした。

 

拾ったときの姿

 

錆を落としてみたらこの様な虫食いエッチング模様になった。

鋼が残り少ない為、刃は綺麗なカーブに出来ない。

これ以上の錆を防ぐために軽く錫メッキを施した。

柄の材料は農具の柄だったと思われる物を適寸に切ったのを使う。

(山で樫の木を切ってくるのが良いのだが、蛭(ヒル)がいるので足が重い)

 

お手本はこの鉈、拾った鉈と同じ鍛冶屋の作品(土佐西山清瀧)。

柄が持ちやすい形状で滑り止めが施されている。

同じような物が作れるかどうか。

 

 

 

 

 

 

茶碗          銘:習作

Kenichi Museum