今日の日経平均株価グラフを見ていて50年ぶりに”ゴジゴジ伝説”を思い出した。
授業中3人が保健室に担ぎ込まれ翌日も笑いが治らず体調不良で学校を休んだ。
それほどに”ゴジゴジの毬”はインパクトが有った。
中学校の物理の授業中に事件は起こった。
先生は毎日の単調な授業がつまらなくて面白可笑しく授業することをモットーとしていた。
奇抜なたとえ話や表現を交えて授業を行うことが先生の唯一の楽しみであった。
法則や定理が、もし、こうだったらどうなるだろうか?との、
仮定から想像させて法則や定理の正しさを生徒に教えていた。
あのときは、滑らかな三次元曲面を持つ毬が教師の頭に浮かんだのだろう。
もし、この法則の変数Xが誤ってこうだったら?
「毬の表面はゴジゴジになる、ゴジゴジの毬だ」
皆は先生が何を言っているのか最初は分からなかった、余りにも奇抜すぎて。
「いが栗みたいな”ゴジゴジの毬”になるんだ」
と、
それを聞いた途端に、一瞬にして、皆は先生の意図することを理解した。
同時に止めどない笑いがこみ上げてきて一種のパニック状態となった。
ロボットが意図せぬ売買プログラムを勝手に実行してしまう。
気づいた人間が修正を繰り返す。
オートパイロットと戦う機長の痕跡のような株価は”ゴジゴジの軌道”を描いている。