現在進行形
明日は「断酒会」出席だ。
私が掛かっているアルコール依存症専門医のI氏を崇拝する患者たちの自助グループだ。
月2回日曜日に開催される。
明日は何を話そうかと思案している。
I医師に掛かるきっかけとなったのは、妻を在宅介護していたとき訪問看護師から渡された一枚の紙切れ。
当時私はアルコール漬けの酷い状態になっていて、妻より私のことを心配した訪問看護師がI医師の講演の案内チラシをくれた。
当日会場に行ってみると誰も居なかった??。
チラシを再確認してみると開演時間を間違って早く来てしまっていた。
私には良くあることで、何故か日が経つと覚えた時間が1時間早くなってしまうのだ。
眠ってる間に覚えた時間が上書きされてしまうようだ。
必ず早目に書き直されるので今まで大過なく生きてきたけど。
こんなことも有った。
本を読んでいて眠ってしまい、目覚めて続きを読もうとすると覚えていたはずの文章が見当たらない。
確かにここは読んだよな~と確信出来るところまで戻って読み直していくとストーリーが違っている。
眠っている間に勝手にストーリーを書いてしまうのだ。
そのような奇怪な症状がアルコールの影響なのかどうかは未だ解らない。
気まぐれに聴いてみたI医師の講演はとても印象が良く、氏に好感を持ったのは事実だった。
その後、いろいろ複雑な電波も飛び交っていたようだが、私はI医師のカウンセリングを受け始めた。
何回かの断酒への挫折もお決まりの如く経験し、頃合いと見たI医師から「断酒会」を紹介された。
「断酒会」には毎回15~16名程が来ている、主宰するI氏(I医師とは別人)は75歳で今だ現役の職人さんだ。
80歳を超える方も居て、私は若いほうだ。
断酒歴30年以上とか、入退院を12回繰り返した、なんて人が過去の反省・経験を話してくれるのだから毎回身(心)が引き締まる思い。
最近は参加するのが楽しくなっている(未だ断酒歴1年の青二才?ですが)。
さて明日私は何を話そうかな?。
と、考えながらカレンダーを見ていたら、あれれ!!
明日は第一日曜日、ということは、断酒会(第二第四日曜日)は無いよ~。