宅配便の荷物追跡情報を知ったのはもう20年も前のこと。
業務上必要な部品を或る離島の組事務所気付で送った。
当然受け取っているものと思い込んでたら作業者から「届かないよ~」。
宅配業者に追跡を願ったら受取者のサインがfaxされてきた。
組事務所にfax転送して「このサインの方が受け取ってますが?」。
「オレが受け取ってるのか?」で、部品は発見されて難を逃れた。
すごい情報量を記録しているものだと感心した。
今はnetで検索すれば済む。
便利な世になったが、おかげで難を被っている人もいる。
配達員である。
あそこは留守だろうからあそこを先にと巡回ルートに工夫を凝らしても日は暮れてしまう。
私のように何時でも家に居る人は少ない。
今日期限の配達の完了時間が運不運によって変動してしまう。
我が家も毎日のように利用してるが本当に御苦労さまです。
値上げもやむを得ないでしょう。
郵政民営化の前、郵便配達員はれっきとした業務の一つとして、配達先家人の見守り生存確認をしていた。
今はポストに放りこんでいくだけになった。
宅配業者は必ず顔をみせて受領印を取っていく。
遠くに離れた心配な人を見守るには宅配便に軍配が上がりそうだ。
横道潜入、
昔昔、受験シーズンに郵便屋さんは気苦労をしたらしい。
合否連絡の書留を配達するのに気を使っていたんだそうだ。
プロの郵便屋さんには封書を開かなくても結果は分かってしまうらしい。
桜散る封書をどんな表情で渡したら良いものかと・・・
郵便屋サンはチョット悩んだのです。
