現在進行形。
妻が家に戻った二日目。
いや、今この瞬間はもう居ないのですが、
往診を受け15時にショート施設に戻ったから。
どっちにも「戻った」を使うのは、
一応居住地がこの家になっていること、
しかし実際は殆んどをショート施設に滞在していることから、
「行った」「帰った」を使うのは不自然に思うから。
そんな感じで一つ前の状態に「戻った」という意味だ、
戻って、戻った訳。
拠点はいったいどっちだ?
ややこしいから先に進む。
6時30分に起き妻の朝食~洗面~着替え、と介助してたら既に時間オーバー。
8時30分~の予約なのに家を出たのが40分。
20分遅刻して年金事務所の相談窓口に座った。
約束を守ることに異常な価値観を持っているので罪悪感で消沈。
スタートでつまづいた訳だ。
勝ち誇った様子で相手は名刺を差し出してきた。
う~ん、描いたストーリーの通りに成らない。
「はい!、これが障害給付額改定請求書です」。
役所風に申請書とは言わないのかよ~、此方はお客で権利の行使な訳ね、隙がないの~。
「受給権者氏名には本人の名前を書いてください、本人のサインでなくても大丈夫、捺印があればokですよ」。
20分の遅刻は相当の情報を相手に与えてしまっていた。
「はい!これが医師の診断書用紙です、主治医に書いて貰ってください」。
「医師のサイン日から1カ月以内に請求書を出してください」。
「請求書を此方で受理したら東京の審査部署へ送ります、審査部署で審査が終われば給付の可否決定が郵送されます、時間がかかりますが請求日に遡っての支給になります」。
「改定給付額は現在の給付額の・・え~っと・・電卓パチパチ・・二割五分増しですね」。
何とも相手のペースにやられたままに終わってしまい、

皮肉の一つも言えず回答期限も聞かぬまま追い出されてしまった。