2018/03/16
現在進行形です。
依然として妻の次なるロングショート先(近頃はネーミングの可笑しさからか、省略して”ロング”とだけ言うようだ)は見つからない。
しかし私は近頃楽観教を信仰しているのです。
福祉の世界でヒエラルキーの頂点にいる二人、妻と妻の有能なケアマネ氏が事の善処に当たっているのだから私は傍観者で居て正解でしょう。
早速横道へ、
曼珠沙華は秋の彼岸頃に咲くので彼岸花とも言われていますが、曼珠沙華の語意はサンスクリット語の「赤い」という意味です。
曼珠沙華は言わば赤い花という意味なのです。
子供の頃この仏様の花の首を刎ねて遊んだでしょう?未だ罰は当たってないかな?
ところが曼珠沙華には突然変異か遺伝子組み換えかで白い花も有り、それは”白曼珠沙華”と呼ばれているのですが”可笑しい”でしょう。
本日母の訪問介護の初回であり担当者会議に来たサービス責任者も同行してきました。
家の中の様子を改めて確認後、
Hヘルパーさんが盛んに母に話しかけて子供のころの思い出話をしてくれました。
Hさんは母と親戚関係になる人で70歳とは思えない若さを保つ現役ヘルパーさんです。
「Hですよ~、Tさん分る?、Hで~す」
「私が小さい頃、Tさんが着物(和服)に着替え始めると、私は何処かへ連れて行って貰えると思って喜んだものですよ」
「Tさんは体が大きかったんですよ、今はちっちゃいけど~」
「Tさんちの敷地に苺畑が有って良く採りに行ったわよ~、急坂が大変で、でも当時は苺珍しかったね~」
「Sさんの家には良く行きますよ、Tさんは一番Rさんに似てますね~」
「3年前O病院で会いましたよ、そのときはお互い解り合いましたよ~」
「私は料理が得意なんです、Tさんも昔は得意だったでしょう~」
しきりに話しかけてくれるが母は???
一緒に自家白菜であさ漬けをササっと作ってくれました。
帰り際にHさんが手作りクッキーを置いていってくれました。・・業務終了後です。
私、「道の駅に出品しています?」
「出品してよと良く言われるけどしていないです」Hさんは忙しいようです。
Hさんから私(父は知らんぷり)へのアドバイス、
・母のベッド脇にそろそろ手すり設置を検討せよ。
・ダメッ、とか、やめてっ、とは絶対に言うな、○○だから○○しましょうね、と誘導し出来れば褒めてやること。
「犬の躾に似てるね」と言うと、「もっと難しいですよと」言っていました。
Hさんはもっとひどい認知症の人を担当しており、とても苦労しているそうだ、3歩で忘れるらしい。
私からHさんへのアドバイス。
・母は聞こえてないのに適当に相手に合わせるテクニックを会得してしまっている。
「最初に話したときに直ぐ解りましたよ」さすがにベテラン。
二人が帰るなり母は、
「あの人ら何の目的で来たんやろ?」
私「お母さんを助けに来てるんやで~」
驚いた!
母の専門変用語に辟易としてた私は、「目的」などという、まともな言葉を初めて聞いた。
上々の滑り出しではないかと思うのです。
明日は家に戻ろう。