久しぶり~の楽園編
若い女性でした、
私達大人の脱線ゲーム族に馴染んで愛嬌を振るっていた。
変な雰囲気が無く手首の傷跡もない。
ところが、
五感では察知出来ぬ何かが彼女を点火する。
嬌声をあげてナース室の強化ガラスに激突を繰り返す。
ナースは怯える様子もなく、火が消えるのを待つ。
やがて疲れ果てたのか、又私達のところへ戻ってきて愛嬌を振るう。
何が彼女を狂わせるのか、訳が解らない。
新参者の私に解る筈がない、
喫煙ルームの重鎮達にも解らないのだから。
生粋の人も居たのだと・・
浅はかだった考えを反省して煙草に火を点けたのです。
これは面白いことになってきた。