だいぶん緩んできました。
東大寺の「お水とり」を過ぎると寒い日は無いと教えられたでつ
将来、
私の子供や孫が自力で生きていくのは難しい世だと思います。
甘い育て方をしてきた親の責任があるのは承知していますが、
そんなことを気に病んでいる訳では有りません、少し気にしていますが。
先日も息子が女房殿とつまらぬ喧嘩をして家から出て行きました、
ぎくしゃくした我が家ですが、我が家だけのことでは無い様な気もします。
人が生存していける環境は我が家以外でも急速に失われております。
せめて暫く生き延びれる”HOUSE”を作っておいてあげましょう。
地上に二世帯住宅を建てる人もいますがそれは問題です。
親との同居を嫌がるとか嫁との関係がどうのこうのとそっちの話では有りません、
家は地上に建てるものだという常識概念を怪しむのです。
地中に穴を掘って住んでみても良いのではないかと。
昆虫や動物の多くは穴を掘って地中に巣を造ります。
人も大昔は洞窟に住んでいたでしょう。
生めよ増やせよ地上に満ちよと神の悪意で地上に楽園は無くなりました。
38万k㎡の日本の国を1億2千8百万人の人口で割れば、
一人分3000㎡の勘定です、人口密度が微妙な加減です。
自分達夫婦と子供夫婦に孫二人、計6人では18000㎡、
百数十m四方の地表に穴一個(戸)です。
そこに降りそそぐ太陽からのエネルギーは如何ほどか?
1平米で50w程度はいけるでしょう、すると約千kwか、
メガソーラー1台/一家か。
どうです、
明るい未来が約束されましたか?それとも。
家内中の野菜を作るのは30m四方で十分です。
穀物も工夫すれば50m四方でいけます。
残りの自然林には鳥も獣も訪れるでしょう。
兎を狩って新鮮なカツオと交換すれば良いでしょう。
「スーツケースが重いからベーター動かして頂戴」
”どちらへご旅行で?”
「マルタ島よ」
”マルタ島のカツオですね”
話がおかしくなってきました。
地表に人工物を作ってはいけません、自然任せにしておきましょう。
私達が生業としているビルヂングなどはもっての外です。
天に伸びるのではなく地に掘り下げましょう。
地表は温存しておかねばなりません。
世に蔓延る”合利性”に騙されず自然の合理性に委ねましょう。
人間が下手な細工をすると効率は落ちてしまいます。
草木生い茂るままの自然がいちばん良いのです、
それが最も永く人間の生存を支えてくれます。
早速、未だ放射能に汚染されてない土地を手に入れ、
税務署に見つからぬ様に掘り始めましょう。
あなたの努力次第で地下の我が家が出来上がっていきます。
どこまで掘ってもあなたの自由です!!
10mも掘ると年中一定温度の快適スペースが出現します。
省エネで地震にも強い我が家、津波や洪水にはちと工夫が必要ですが。
子供が外でいじめられてくるかも知れません。
お前の父ちゃん原発屋の端くれだろうといじめられ、
窓から飛び降りようとしても窓は無いので安心です。
引き籠りにも地中の静寂な環境が心を癒してくれます。
テポトンが爆ぜても地下から玉屋~です。
これは実現できそうな気がします。
平地の竪穴だけでなく、山岳地の横穴、寒冷地の氷穴、湖沼や海では水中です。
そして地中の交通網が出来て集落都市が栄えます。
蟻の巣に習ったような人間の巣が出来ます。
モグラのような生活は嫌だな~と敬遠しますか、
でもマルタ島にジェットを飛ばすと人間の余命は短くなるのですよ。
楽しいことはマルタ島ではなく巣の近くにもあるのです。
人工物を地中や水中に隠して地表を神に委ねるのです、
地上はお天道さまのエネルギーを得て自然を楽しむ場所になるのです。
「今年のりんごは美味しいね」
「絶滅しそうだった生物が増えてきたね」
と
人間が生き延びる道はアダムとイヴの向こう側にあるような気がするのです。
今日から余力を残して家に帰って掘りましょう。
あっ、注意点を一つ
努力が過ぎて余りに深く掘ると温度が上昇してきて住めません。
石田えり
これはちょっとミスキャスト
美貌が台無し
