今日も前回のつづきです。

吉田大沢は西風が吹き下ろしていた。

障害物がないせいか西風がお釜の上を抜けてそのまま吹き下ろしているのだ。

パラグライダーはつまり追い風だと離陸することはできない。

再びにぎやかな小需を抜けて、芳通行の下山路となっている須走側をのぞいてみる。

お釜のふちの岩壁が防いでくれているのか、風は悪くない。

ご来光を拝んでさあ下山、という人たちの行列が目の下に続いている。

こんなところでパラグライダーを広げたら山の見物人が出現することは明らかだ。

もうちょっと先へと歩をすすめる。