おはようございますꕤ୭*
今朝も朝からモリモリご飯を頂き元気です
昨夜、根菜たっぷりの…白菜もいれちゃいましたけど…豚汁をたくさん作って、今日も朝から温まりました
後は、ひらすの味醂粕漬けを焼きました。
毎月病院でお小水と血液の検査がありますが、検査結果から毎回「タンパクが少ないね」と言われるので、タンパク質を意識して摂るようにしています。
抗がん剤の副作用に便秘が挙げられますが、私の場合、これまで ( 今回も ) 抗がん剤投与から次の抗がん剤投与までの期間の前半が多いなと思っていました。
薬の影響も然ることながら、前半は食べる量自体がもの凄く減っているので、それも一因なのではないかと思います。
食べることで副作用の不快の1つからは解放されます。
食べられる時にはしっかり食べようと思います
今朝は納豆を食べなかったから、お八ツに麹甘酒を飲もうかな
2回目の乳がんの診察で、針生検の結果から私の「乳がんのサブタイプ」は「ルミナールHER2」であると先生から教えて頂きました。
乳がんのサブタイプって何?
乳がんの「サブタイプ」というのは、2000年頃から出て来ているようです。
そして2009年の国際乳がん学会で「サブタイプ分類」が提唱されたことをきっかけに、治療方針や予後を判断するのに重視されるようになっています。
どの癌もそうだろうと思いますが、「乳がん」と一口に言っても個人個人でその癌も異なった多様なものであるようです。
だから、本当の意味では「厳密な分類」というよりは、「傾向の分類」なのかなぁと感じます。
【 乳がんのサブタイプ ( がんの分類 ) 】
● ルミナールA (ルミナルA)
● ルミナールB (ルミナルB)
● ルミナールHER2
● HER2
● トリプルネガティブ ( TN )
※ ㈱リノ・メディカル 制作、㈱アストラゼネカ 発行のガイドブックより
先生から頂いたガイドブックによれば、上記。
後ろの2つには、別の呼称も少しあったので、念の為、記しておきますね。
HER2 ⇒ Erb-B2遺伝子過剰発現、Erb-B2
トリプルネガティブ ⇒ ベーサルライク ( Basal - like )
恐らく、分類のもととなる検査法の違い( これは遺伝子解析をしっかりしたヤツだと思われます。 )から来る呼称だと思います。
因みに、Erb-B2というのはHER2タンパクを作り出す遺伝子だそうです。
調べていると大体どこも同じで5分類なのですが、「ルミナールHER2」を、ルミナールBのHER2陽性という括りにしている所も結構ありました。
世界的な基準値が決まっていないというKi-67は考慮しないという事なのかな?
このサブタイプは、前回お話したホルモン受容体の有無とHER2タンパクの発現状態、Ki-67(増殖の速さ)により分類されます。
ホルモン受容体 HER2
ルミナールA 陽性 陰性
(かつKi-67低値)
ルミナールB 陽性 陰性
(かつKi-67高値)
ルミナール 陽性 陽性
HER2
HER2 陰性 陽性
トリプルネガティブ 陰性 陰性
…見づらくてごめんなさい。
最も多いタイプはホルモン受容体陽性、HER2陰性というパターンで、乳がん全体の60~70%だとか。
枠の中だとルミナールAとBという事ですね。
そして、このサブタイプが分かるとそれぞれのタイプに合わせた治療・治療薬が大体決まってくるという訳です。
【 主な治療薬 】
ルミナールA ・・・ ホルモン療法薬
PARP阻害薬(規定条件有り)
CDK4/6阻害薬(同上)
ルミナールB ・・・ 化学療法 ( 抗がん剤 )
ホルモン療法薬
PARP阻害薬(規定条件有り)
CDK4/6阻害薬(同上)
ルミナール HER2 ・・・ ホルモン療法薬
抗HER2薬
化学療法 ( 抗がん剤 )
HER2 ・・・ 抗HER2薬
化学療法 ( 抗がん剤 )
トリプルネガティブ ・・・ 化学療法 ( 抗がん剤 )
PARP阻害薬(規定条件有り)
免疫チェックポイント阻害薬(同上)
ルミナールAだけ化学療法がないんだなぁと思って見ていたのですが、ルミナールの中ではルミナールAが1番予後がよいのだそうです。
私のルミナールHER2は、予後不良だったらしいのですが、抗HER2薬の進歩で改善されてきているようです。
トリプルネガティブも、昔は化学療法しかなかったらしいのですが、2つも増えていますね
前にHBOCについてお話した時に触れた、BRCA1/2遺伝子。
あのBRCA1に病的変異を持つ乳がんの80%は、トリプルネガティブ乳がんなのだそうです。
使えますね、PARP阻害薬。
こんな所です