J-WAVE さん
毎年恒例の一大ギターイベント
TOKYO GUITAR JAMBOREE
今年はコロナ禍によって
春の公演が中止(延期)
チケットは払戻しの憂き目に
ところがなんと
「2020 RETURNS」の名の下
新たに奥村組さんのサポートを得て
年末開催に漕ぎ着けてくれた
何処で聞いたか失念してしまったけど
確か夏頃、年末に開催すべく準備中
と聞いていた
それが現実の話となり
チケット先行販売の抽選を知り
迷わず応募
無事当選して2日通しの
2階指定席券をゲット
心待ちにしていたこの公演
ついに開催日がやって来た
まずは初日の感想文
国技館はNHKの福祉大相撲以来
勝手はある程度了解
けれど
ここでミスがあっちゃあならない
だから
余裕を持って出発し
開場時間前に両国駅に到着
ならばランチしましょ
ということで
まずは国技館と反対側のサイゼリアさんへ
海老名駅まではクルマで出たけれど
帰りまでは8時間以上あるし
アルコール抜けるって
ということで(自問自答)
ワイン片手にランチ
アーリオ・オーリオ&柔らか青豆の温サラダ
(お店の言いなりかいっ!)
+フレッシュワイン(白) ※グラス1杯だけね
空腹を満たし、いざ国技館へ!
居並ぶのぼり旗で気分高揚!
検温・登録・手指消毒
セルフもぎりして入場
入り口では全員にブランケット配布
換気のための開放による寒さ対策
この大盤振る舞いには感謝あるのみ
化粧まわしのイメージなのね
この風景もお馴染みね
今回は弁当販売なし
ちゃんことかは販売してたけど
食事は指定場所で
会場内は結構暗い
これもお馴染み回転する土俵ステージ
敢えて選んだ2階席はやっぱり正解
全体を俯瞰できる
初日は正面席から高みの見物
今回はしっかり双眼鏡も持参
これで小さくて見えない問題は解決
待つことしばし
定刻通りにスタートを迎えた
初日MCはご存知クリス・ペプラーさん
滑らかで力強いアナウンスが響く
まずは音楽の神様に生演奏の奉納
初めましてのLakeさんが登場
このイベントに出演した経歴はあるけど
しばらく活動を休止していた
ここで5年振りに活動再開
ちなみに
音楽とは直接関係ないけど
活動休止中、キックボードひとつで
北海道から九州まで約8000キロを踏破
昨年、キックボードの最長移動距離として
なんとギネスに認定!
これってスゴいね
そして奉納する1曲は
『百万回の「I love you」』
耳に心地良いボーカルと
繊細なGibsonの響き
奉納役に相応しいトップバッターだった
初めて持参したスコープも使ってみたけど
これが大正解!
かなり細かく(ギターヘッドのロゴとか)
ステージを観覧出来た
しかもしかも
裸眼に切り替えると
ものすごくシャープに見える
老眼改善効果?
普段使いしようかな?
そして本編開始
まず、一人目のギター侍は
崎山蒼志くん
あれ?今回は呼び出しが登場しない
これもコロナの影響?
そのあたりはさておき
まだ現役高校生というのが意外なくらい
いろんなイベントやライブに登場
テレビで出会う機会も増えたように思える
とっくにメジャーデビューしてるかと思ったら
年明け発売のアルバムでメジャーデビュー
意外だった
グリーンのオベーションを激しくかき鳴らし
若々しい声で叫ぶように歌う
新鮮だった
これからが楽しみ
そして次に登場は
Caravan さん
今更説明不要にメジャーなアーティスト
有名どころのフェスやイベントには
軒並み出演してる印象
茅ヶ崎を拠点に活動というところに
なんとなく地元的親近感も覚える
ナチュラルな雰囲気の漂う
野太いボーカルは
聴いていて心地良い
落ち着くなぁ~♪
そして次は
この日のお目当て一人目、Anly ちゃん
いや、「ちゃん」付けで呼ぶのは躊躇われる
メジャーデビューをきっかけに知って以来
何回かライブを聴いて来たけれど
聴く度、観る度に大きくなっていく
ループペダルを自在に使いこなし
たった一人、オベーション1本で紡ぎ出す
繊細なのに迫力ある音の世界
今回も凄かった
MCのクリス・ペプラーさん曰く「ひとりオーケストラ」
まさに言い得て妙
髪を切ってからのステージは初見
オフのアスリートのような出で立ちと合わせ
よりワイルドな雰囲気を醸し出していた
オープンコードにチューニングしての「Venus」
改めて聴き惚れた
まだまだ進化していくのは間違いなし
これからも目が離せないアーティストだ
ここで休憩
とは言ってもステージの流れは途切れない
ここでゲストアクトの登場!
初日のゲストはカネコアヤノさん
純白の衣装に身を包み
裸足で土俵に登場
名前は前々から知っていたし
横浜出身というところに親近感もあった
でも
じっくり聴いたのは初めてだと思う
胸に抱えている思いを
吐き出すかのような激しい歌
ギターをかき鳴らす姿に
独特の世界観を感じた
MCなしに2曲を歌いきり
さり気なくステージを降りる姿は
クールでカッコ良かった
そして休憩後、一組目の登場は
MOROHA のお二人
初めましてだけれど
これまた説明不要のラップユニット
ボーカルのアフロさんによる
高音で叫ぶようなラップ
ひと味違うラップのリズム
韻を踏むとかパターンを整えたラップより
そこに籠められたメッセージが強調される
加えて
ステージ上に一段高く台を組み
その上で胡坐を組んでギターを構え
テクニカルなサウンドを紡ぎ出すUK さん
この人がまたやたらとカッコいい
年明けには竹原ピストルさんと
中野サンプラザでツーマンライブの予定
諸事情で行けないけれど
このツーマンがとんでもなく最高になることは
全く疑う余地なし
そしてそして
次に登場したのは、その竹原さん
この日一番のお目当てアーティスト
短パン&Tシャツ、スニーカー
そして頭にタオルの見慣れた出で立ち
そして
真っ赤なストラップでいつものヤマハ
「おーい!おーい!!」から始まって
「狼煙」まで
昨年同様、土俵を回転させながら歌い
各方向のお客さんに気配り充分
それぞれの方向ごとに
スローな曲とアップテンポな曲を
一曲ずつ歌うという細やかな心遣い
中でも圧巻は「アメイジンググレイス」
いつ聴いても心に響くカバーだけれど
いや、カバーじゃないな
オリジナルと言い切りたいぐらいのナンバー
この日唯一、涙腺が緩んでしまった
感動しかない
声の伸びも素晴らしかった
「今日はびっくりするぐらい声が出る」と
後で御本人も言ってたぐらい
正月明けにTVドラマ出演もあったり
楽曲がTV番組のテーマソングに採用されたり
多方面でますますの御活躍
今更だけれど
目が離せないミュージシャンだ
HONEBONEとのツーマンも記憶に新しい
再度実現して欲しいな
そして次は奥田民生さん
もはや大御所の雰囲気
自身のレーベル「RCMR」の衣装を着込み
昨年同様、持ち込みのBGMでスタート
土俵上のアイテムもてんこ盛り
これ全部使うの?みたいな
それだけじゃなく
客席の「ディスタンス」分の空席を
書き割りの観客で埋めたり
最前列にエアダンサーを設置したり
兎に角、お客さんを楽しませるサービスに
満ち溢れたステージ
勿論、歌も大いに聴かせてくれて
大ヒット曲あり懐かしい曲あり
どこをどう取っても
大満足のステージだった
それにしても
存在感スゴイなぁ
そして、ここで再度の休憩
休憩後は雰囲気を変えて
山内総一郎さん(フジファブリック)登場
出演予定だった氣志團さんのキャンセルで
急遽代打出演
よくぞ来てくれたという感じ
正直、フジファブリックさんを含め
彼の楽曲には殆ど馴染みがなかった
けれど
心地よい歌声と安定のギターワーク
聴く者に優しい弾き語り
聴かせるなぁ
そしてサービスも忘れない
氣志團さんの代打ということで
お馴染みの衣装を拝借(綾小路 翔さんの)
しっかり着込んで
なんとアコギ1本で「One Night Carnival」!
これはお見事だった
素晴らしいパフォーマンス
そしてラストには
テレビアニメのテーマに採用の新曲
衣装はそのままでね
代打で急遽出演という中
只管満足感の高いステージだった
そして早くも結びの一番
満を持して登場の田島貴男さん
言わずと知れたオリジナルラブの田島さん
最近はNHKの「the covers」でもお馴染み
リゾネーター・ギターを抱えさっそうと登場
この人の弾き語りは最高jカッコいい
リゾネーター・ギター、アコギ、ジャズギター
ブルースハープやボトルネックも自在に操り
思いっ切り聴かせてくれる
この日も期待を全く裏切ることなく
最高のステージで魅せてくれた
結びの一番に相応しいベストアクト
6時間に及ぶイベントの
ラストをキッチリ締めてくれた
大満足
二日目への期待を膨らませながら
国技館を後にした