皆さん、お久し振りです( ̄▽ ̄;)
6月末から仕事が忙しくて…💦💦
通常業務+月次処理+6月末異動社員&7月1日着任社員に付随する事務処理etc ……。
事務員がぽこぽんしかいない小さな営業所なんで、ぽこぽんひとりで目が回る😵忙しさ💦💦💦

てな↑↑ワケで。
しばらくブログご無沙汰してました~( ̄▽ ̄;)


結婚記念日と着物記事に「いいね」やコメント下さった皆さん、ありがとうございます(*´▽`*)
今日も着物記事です。
少し長い記事なので、興味ある方はどうぞ♥️

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結婚記念日に着たポリエステル生地の単衣(ひとえ)。
ポリ単衣を選んだのには理由があります。
まず、ポリエステルはなんと言ってもおうちで洗濯出来る! ←これが最大の魅力💕
6/27(日)は昼間は30℃あって、お出掛けする夕方もまだ25℃はあって、しかも蒸し暑かったんですよね。

着物は絹の生地がスタンダードですが、絹はおうちで洗濯出来ない。でも外気温30℃で蒸し暑い日は汗👕💦をたくさん掻く。着物は首もとから手首、足首まで布で覆ってるんだから暑いの当たり前ですよね( ̄▽ ̄;)
でも、絹は洗濯出来ない!←無限ループ(笑)
そこでおうちで簡単に洗濯出来るポリ着物の出番、と言うわけです。
実際、レストランから帰って着て脱いだらすぐ洗濯機に放り込んで回しましたから(笑)( *´艸`)
※絹着物は汗かいたら、脱いだあと着物ハンガーにかけて1日陰干しします。
何回か着たら着物専用のクリーニングに出してメンテナンスしましょう☆

さて、ポリ着物の単衣(ひとえ)を着たぽこぽん。
着物をご存じない方だと、単衣ってなんやねん?えーって感じですよね。
実は着物には季節があって。
ざっくり分けると、
袷(あわせ):10月から翌5月くらいまで
単衣(ひとえ):6月と9月
薄物:7月と8月
となっています。
袷は秋から来春までの3シーズンいける着物で。生地の裏に「胴裏(どううら)」と呼ばれる裏地が付いていて、生地に厚みがあり着ていて温かいです。
こんな感じ↓↓

単衣は胴裏と八掛(はっかけ)の部分がなく、一枚でペロンとしています。
こんな感じ↓↓
上の袷の着物と比べると、ペロンとした具合がお分かりかと思います。
ですが、裏地がないと言うことは生地によっては中に着ている長襦袢などが透けて見える危険性もあり。
そうした場合はこちらのように↓↓
真ん中の部分に「居敷き当(いしきあて)」と呼ばれる裏地を付ける場合もあります。付けると、お尻の部分の縫い目が広がりづらくなる&長襦袢や足が透けづらくなるのです(*´▽`*)

薄物(うすもの)は、7月と8月の盛夏の頃だけに着る薄手の着物。
生地が透けてるの分かりますかー?
「え、こんなに薄かったら長襦袢とか透けちゃうんじゃ?💦」と思いますよね?
いいんです✨おねがい
薄物だけは、むしろ長襦袢を透けさせて着ることで却って清涼感を演出するのです(*´▽`*)

奥が深いですね~照れ
※画像は全てお借りしました

さて。もう一度この表を見て頂きましょう。
表が少し月の頭や終わりを跨いでいるのがお分かり頂けるでしょうか。
着物の世界では月の頭、1日(ついたち)きっかりで衣替えしないのが暗黙のルール。
単衣も6月1日ではなく5月の末25~6日くらいを過ぎたら(人によっては20日過ぎたら)単衣に袖を通し始めます。
なので、ぽこぽんちの結婚記念日は6月末なので、6月いっぱいまで着られる単衣の他に、季節先取りで薄物も着ることが出来るのです。
逆に言うと結婚記念日が6月末ゆえ単衣か薄物しか着られない。とも言えます(笑)
袷の時期じゃないので、袷を着ることは出来ません。ま、ルールを知ってる上で「結婚記念日にこの着物着たいから、敢えて袷着てんのよ」でしたらOKなんですけどね。
けれど、いくら北海道でも6月末だと25℃、下手したら30℃に行くことも少ないワケで( ̄▽ ̄;)
そんな中、肌着→長襦袢→袷着物→帯(&帯枕)。
考えただけで汗だくになるわ…( ̄▽ ̄;)

よっっぽどのこと(着物着る当日が18~20℃とか)無い限り、暑さ対策も兼ねて単衣か薄物でしょうね。
毎年結婚記念日には着物を着たいと思っても、単衣か薄物だと持ってる枚数が袷より断然少ないので、すぐひと回りしそう(笑)
まあ、それもいっかてへぺろ


またまた、取り留めのない着物話にお付き合い頂き、ありがとうございました~(*´▽`*)