「憂国の士」であり、政界、財界の
フィクサーとして名を馳せる前嶋が
世界最大級のコンサルティング会社
「LAC」日本支社を訪れた。
用件は「20年、30年先の日本がどうなるか
調査してほしい」というもの。
命を受けたLACの津山は部下とともに
調査をはじめるが…。
少子高齢化、AIの進化による職業寿命の短命化、地方の過疎化、優秀な若者の海外流出―。 明るい材料が何一つないなか、津山が出した結論とは。
そして、こんな国にしたのは誰なのか。
すべての政治家、すべての財界人、
そしてこれからの日本を背負う若者必読の
いま起きている現実とこれから起こる未来を
描いた警告の書。