苦しくなるほど眩しく、
エネルギーに満ちた彼ら 

愛媛の小さな村で開発された
新種の夏ミカン『レモミカン』。
黄金色の外見と、溢れ出る豊富な果汁、
そして爽やかな酸味が特徴の逸品だ。 
テレビの通販番組で取り上げられることになり、
村の少年部のリーダー、
風間陽介は父と一緒に東京へ乗り込むのだが、
番組は失敗。
大量のミカンが売れ残ってしまう。 
それでも陽介たちは、
父親や片思いの少女らと衝突をしつつも、
自分たちが作り上げたミカンの
素晴らしさを信じて、奔走する。
その一途な想いは、果たして通じるのか?