気付けばもう12月ですか。早い。早すぎる。



今年は自分にとってかつてないぐらい、そして今後もなかなかないであろうと思えるぐらい凄まじい変化を味わった一年でした。



多分他人様から見れば大変だったねえとか、苦労したねえとか言われるとは思うんですけど(実際言われました)、自分にとっては実は今まで生きてきた中で一番良い一年だったのではないかと思うんです。



新卒で入った会社が3ヶ月で倒産、ほぼ新卒なのに中途扱いで転職活動しなきゃいけなくてお先真っ暗、っていう状況で、とりあえず死に物狂いで就活しました。金銭面の問題も勿論ありましたが、とにかく無職の自分が許せなかったんです。なんのため東京に来たんだろうとか、自分は今は学生じゃないのに働いてなくて、社会と接点が無い、つまり社会に必要とされていない人間なんだとか、自分の存在意義が綺麗に無くなってしまった感覚に陥って、殊やることが無い日は苦痛以外のなにものでもありませんでした。本当に辛かった。



その中で今の会社に拾ってもらって、生活は一変しました。毎日楽しくてしょうがなくなりました。仕事は厳しいし、稼働時間も一般企業から見ると長い方だし、休日出勤するときもあるけど、全く苦だと思いません。毎日ワクワクしながら出勤してます。
やってる仕事が、自分の好きな広告系だということも大きいし、社員が良い人ばかりでほとんどストレスを感じないどころか皆さんから元気をもらってる感じで、家に1人でいるぐらいなら会社にいた方がいいやーっていう感覚になってしまいました笑ちょっと前まで引きこもるのが大好きだった人間とは思えませんよね。



こんなに居心地の良い会社に入れたのは、うちの人生が波乱万丈コースになったおかげだと感じています笑



まとめると、無職期間中は本当に辛かったけど、自分が幸せになるために何をしなければいけないのかとか、自分が生きていくうえで重視するものはなんなのかとか、そういう今までぼんやりとしていた部分がすごくクリアになって、今後の指標が少しではあるけど固まってきたかなあと思います。
若いときの苦労は買ってでもしろって言いますが、確かにその通りだと思います。うちの場合はかなり稀なケースですが、こんな経験を20代でするのと30代でするのとじゃ多分考えることや結果が全く違ってきますよね。吸収率が良くて柔軟に対応できる20代で経験できたからこそ、自分を大きく成長させることに繋げられたんだと思います。だからって他の人には薦められませんけどね笑



ただそこで大事なのは、当たり前のことだろうとは思うんですが、なんで自分だけこんな目に合わなきゃいけないんだろうとか、自分はなんてかわいそうな人間なんだろうとか、原因を全部周りに押し付けて悲劇のヒロインぶって自己陶酔に陥らないようにすることです。
友人・先輩何人かの転職活動も見て、ストイックに自分と向き合えるかどうかが大きな分かれ目になるのかなあと思った次第です。



こんな感じで、随分成長できたなあと感じられる点で、ただただ楽しかった学生時代より良い一年を送れたんではないかと思います(勿論学生時代も学んだことは死ぬほどありましたが)。



とまあいろいろ言いましたがとにかく今年もあとちょっとなんで仕事も遊びも全力で突っ走っていこうと思います!!頑張って歩合もらってテレビ買うぞ!!