血液疾患により
二度の移植

その病は完治したと言われていますが
後遺症が残った家族とのことを書いています



二度目の移植から5年が経ち

これからは海外旅行をしよう!など楽しみでいっぱいでしたが…



重度のぜんそくにより
発作が起こるといきなり倒れたり

胆嚢を摘出したり

入退院を繰り返しました



体調もなんとか良くなり
復職しましたが

今度は未知のウイルスが流行り

持病のある主人は
緊急事態宣言中
自宅待機となりました



このころから

足がフラフラすると話すことが度々ありましたが


月一の通院でも
特に問題はない、と言われ

運動不足かと
家でスクワットをしたり
マシンを使うなど気を使って
主人なりに努力をしていました



緊急事態宣言が終わり
出勤し始めましたが

会社で気を失うように寝てしまうことが何度もあり

睡眠に問題があるのでは?
と、かかりつけの大学病院で
睡眠時無呼吸症候群の検査入院の予定でしたが

今度は脳梗塞を起こしてしまい
(対応が早かったこともあり、1週間で退院できました)


脳神経内科に入院中に
その検査の日と重なってしまい

検査は数ヶ月後に延期になりました



その後、可能な限り出勤していましたが
足がフラフラすると話すことが増え

立てないことが二度あり
救急車のお世話になりました

何かあったらすぐに救急車を、と
病院から言われていたため
診ていただきましたが
原因がわからず


しばらくすると歩けるようになり
自宅に戻りました



脳梗塞で入院したときにも

「足がフラフラする」と

主治医に伝えましたが


「これ以上私に何をしてほしいと言うのですか?」

と、キレられ

はっきり脳が原因ではないと話され


相性が良くないのかと

のちにこの主治医は

ソーシャルワーカーに相談して

他の方に変わっていただきました




フラフラするだけではなく

明らかに元気がなく

大好きな本を読んだり

パソコンを使うこともなく


家にいてもボーッとしているだけのため

精神的にも疲れているのでは?と

同じ病院内の精神科でも診ていただくことになり



大変な病気を乗り越えたところで

また脳梗塞や喘息などになり


燃え尽き症候群のようになっているのでは?

とのことでした



診断書には
適応障害のため、数週間の休養と書かれていました


その後、会社に行きましたが

またウイルスが流行り出し

持病のある主人を心配した会社側から

自宅待機を勧められました


それを

「もう来なくていい」

と落ち込んだ様子の主人


さらに元気がなくなり

夜も熟睡できていないのか


食事をするか

テレビを見るか

寝るか、の毎日



私は自宅で仕事をしておりましたが

元気もなく、やはりどこかおかしいと

心配しながら年末を迎えました




夕方になると

録画してある歴史の番組を何度も観ている主人


余程その番組が好きなのかな、と思いましたが


この頃、リモコンの使い方が良くわからなくなったようでした




続く