最近よく耳にするものがある…

それは、「てれればーん!」だ。

記憶の遥か彼方、幼少の頃あたりだろうか

その頃にもこれを聞いた気がする。


耳そしてまた…

「てれればーん!」

聞いた瞬間時間を引き戻された。

今、何もかも思い出した。

あの熱い夏の日、食べかけのカキ氷はすでに融けて水になってしまった。

その光景の中に響く音は…「てれればーん!」

「てれれてれればーん!」

「あ~いえ お~いえ

おれいりてれればーん!」