砂の果実/中谷美紀 | ぽこぺんの日記

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初めまして。ヤフーブログから引っ越して来ました^^まだ不慣れでブログの投稿他、理解していません笑。80年代〜90年代前半の音楽、韓国ドラマなど、共感出来たらと思っております♪

おはようございます🤗

一昨日、坂本龍一さんの訃報を知りましてショックでした😢
人は皆いつか逝くのですが…何かを残せる人は凄いですよね。そして音楽と共に坂本さんの社会問題への発信力も素晴らしかった。才能のある方が71歳で逝かれてしまうなんて残念です。ご冥福をお祈り致します。

という訳で本日の一曲☆

坂本龍一さんと言えば数々の名曲がございますが私の頭の中ではこちらの曲が印象的でした😊

過去にも記事に致しましたが、このドラマをご覧になった方は居らっしゃいますか〜^^
当時、高岡早紀さん役の女性に付き纏う、渡部篤郎さんの演技は衝撃的でしたねぇ(^^;;

昔はストーカーという言葉すらなかったような記憶があります><

ちなみに今では普通に話せますが...
若かりし頃、同職場の後輩の男性がクリスマスイブの早朝「5時」に黄色の薔薇の花束を届けに来られてびっくりして居留守を使いましたショボーン

イブでしたので私の女性友達が2名、泊まりに来ていたからトイレに隠れましたが...とても怖かったですショボーン

しかも私が通勤で利用する駅前のコンビニで夜間からアルバイトをしていて暫くは全く気づきませんでしたガーン滝汗
 (⇧皆様もこのように似たような経験があったかとは思いますが...当時は警察へ通報するとかはなかったような記憶があります。

このドラマのように自己中心愛...ってそれは愛情ではないような気もしますが...ショボーン
 
解説

ストーカー 逃げきれぬ愛』(ストーカー にげきれぬあい)は、1997年(平成9年)1月6日から同年3月10日まで、日本テレビ系列で放送された読売テレビ制作のテレビドラマである。放送時間は、毎週月曜22:00 - 22:54。
 

「ストーカー」という言葉が日本で使用、認識され始めた頃の作品であり、ストーカーという存在を社会にドラマのキャラクターとして明瞭なかたちで紹介する役を担った。

高岡早紀の民放連続ドラマの本格的な単独初主演作品である。

渡部篤郎は本作で注目されるようになり、その後、同局の『永遠の仔』などの連続ドラマに数多く出演するきっかけとなった。

↓イメージ画像です^^



ストーリー

クリスマスイヴの夜、三枝が花束を落とし、落胆している姿を見かねた岸本海が持っていた花束を譲った。それをきっかけに岸本海の恐怖の日々が始まる

こちらは↓↓ドラマの挿入歌です

解説

この歌の特徴は、サビから始まるところにあると思う。それでthe other side of love、ふたりのもうひとつの愛の在り方、理想を追求するという心情を強調する。ゆったりとした4ビートをドラムで東京スカパラの青木が刻み、ギターは佐橋、そして坂本龍一がピアノ伴奏とプログラミングを担当する。切ないような幼いような澄み切ったボイスでシスターMが洋々とそのサビから歌いあげる。坂本が作曲したメロディは、リリカルかつクリア&ビター、といっても静謐で濁りがなく晴れわたる美しさを持つ。N.Y.録音、1997年リリースである。

坂本龍一

The Other Side of Love

 

 



↓↓お借り致しました。
砂の果実より 
「あの頃の僕らが 嘲笑して軽蔑した 空っぽの大人に 気がつけば なっていたよ」
歌詞のこの部分に、ほんとに衝撃が走りました。この歌詞はどうしても忘れられません。
ここまで心の奥に残る歌詞を書けるというのは、作詞家の売野雅勇さんの才能は素晴らしいものなんだなぁと思いました。

作詞に対して思うこと

上記で記述しましたが、私がこの曲を忘れられないのは、曲もそうですが詩があまりにも強烈だったからだと思います。
歌いだし「生まれてこなければ 本当によかったのに・・・」
ここで電撃が走ったのを覚えています。

実はこのミドルエッジで、以前この歌詞を書かれた売野雅勇さんにインタビューをしています。
そこで売野雅勇さんはこう語っております。

一つ極めたなと実感した体験が、1997年に「中谷美紀 with 坂本龍一」のシングル「砂の果実」を手掛けた時でした。あの作詞を担当して「これだ」と思ったんです。
自由に書けるということ。
それは好きなことを制約なく書くということではなくて、「自分が構想したものが文字になる。自由自在に書けるようになった。」という到達点に達したと感じました。”


この曲で、ある種の到達を実感されたそうです。
長年作詞をされてきた売野雅勇さんがそう感じたこの曲の詩。
それだけのインパクトがあるのも納得出来ました⭐️

歌:中谷美紀

作詞:売野雅勇

作曲:坂本龍一

あの頃の僕らが 嘲笑って軽蔑した
恥しい大人に あの時なったんだね

少年くさい君の 誇りが鬱陶しくて
真心をからかったね 愛さえはぐらかして

生まれて来なければ 本当はよかったのに…
あの日 君に投げた 声に復讐されてる

弱虫の偽善者は 僕の方だったよね
そこから笑えばいい 堕落してゆく僕を

あの頃の僕らが 嘲笑って軽蔑した
空っぽの大人に 気づけばなっていたよ

生まれて来なければ 本当はよかったの……?
僕は砂の果実 氷点下の青空

僕のこと誇りにしてるって つぶやいた声に
泣きたくなる 今でも

この胸が騒ぐ 悲しい懐しさで
君を想うたび あらかじめ失われた 革命のように