思わぬ大雪になった山中湖です。
せっかく満開に近付いていた桜も、雪を被って困り顔。。
今は更に猛吹雪になり、外出は絶対不可能。。
「外に出るな!」という、天の声が聞こえそうです。
そこで・・・・
最近の写真と共に、山中湖周辺の自然をご紹介しましょ!
これは、ヒキガエルのペア。下がメス。
上に二回りほど小さいオスが乗っかって、
がっしりとメスに抱き付いています。
彼らは、なんとなんと・・
右の写真のあさ~~い水たまりに
卵を産みに来ました。
大雨で一時的に出来た水たまり。
数日すれば完全に干上がってしまうのに
その後、沢山の卵を産んでいったのです。
アトムの散歩の帰り、あまりに引っ張るので覗いてみると
紐状のゼラチン質の卵が沢山産みつけられていました。
これは困った・・・・。見つけてしまった・・・。
ここは別荘地内。
そろそろ住人たちが押し寄せていらっしゃる時季でもあり、
更にここは車の通り道・・・。
ああ、困った困ったなあ~~。
迷いに迷って、結局、バケツに水を入れて
大方の卵を救出しました。
自然に任せるという鉄則を、またもや破ってしまった。。。
その後、ゼラチン状の細長いお部屋から出た
黒い卵たち。そして順調に成長している最中の大雪。
さてさて、どうなることやら???
その後の様子はまた後日
ええ?見たくないって??可愛いですよ~~。
そしてこれは、何故か地上に出てしまったヒミズ。
富士吉田市内の中の茶屋付近の遊歩道で見つけました。
ヒミズは小型のモグラとでもいいますか・・
モグラのお手ては、土を掘り進むために大きく発達。
ヒミズのお手ては、それよりはずっと小さいです。
春先、時々こうして地面で息絶えたヒミズに出会います。
原因は何なのか???
これは、どれもツチグリというキノコの仲間。
上の二枚は、湿気を帯びた時の状態。
タコの足のような外皮が開き、
胞子の詰まった丸い頭を出しています。
真ん中の穴から煙のように胞子を吐き出す!
面白いキノコ。
乾燥すると、タコ足の皮はぎゅ~~っと閉じて、
丸い頭は見えなくなります。
下は採集してきたツチグリが皮を閉じ始めた様子。
落ちてきた枯葉を巻き込んでしまったところ・・・
こんなハプニングも起こるんですね~~。
そしてお次は、魅力的なコケの写真。
タマゴケと言います。
タマのような朔を付けることから付いた名前・・でしょうか??
そして、最後に、、、アトム君とウスタビガの繭。
と、アトム君と、モグラ塚。
富士山麓では、毎日のお散歩で
沢山の不思議に出会います。
なんのなんの。大雪も自然のうち。
どんどん降っちゃってください!!
・・・なんて・・・怖くて言えない。
大雪は本当に大変なんです。
雪かきしかり。。
湿気が多い春の雪は、とにかく重くて。
北麓の皆さん。くれぐれもお気をつけて!!
その他の地域の皆さんも、命を大切に!!