「みにくいアヒルの子」というアンデルセン童話があります。

一匹だけ見た目の違うアヒルの子がいて、
それが原因で幼少期からイジメられて育ちましたが、
成長して大人になると美しい白鳥になった、というお話です。

アヒルの価値基準からすると醜くとも、
白鳥としては美しいという話でもあります。つまり、
価値基準によって美しくも醜くもなるということです。

そして世の中には、無数の価値基準があります。
しかし価値基準が何であっても、
「わたしはわたし」「あなたはあなた」です。

泣こうが、わめこうが、「わたしはわたし」であり、
見下されても、強がっても、「あなたはあなた」です。
もちろん「ねこはねこ」です。

「ハトにビビるなんて、お前、本当は弱いんだろ! (*´з`) 」
さんざん見下されても「ライオンはライオン」です。

「俺には漆黒の羽がある。どうだ、カッコいいだろ! ( `―´)ノ 」
強がったところでしょせん「ゴキブリはゴキブリ」です。

いくら褒められても、ゴキブリはライオンにはなりませんし、逆に、
どんなに見下されても、ライオンがゴキブリになることもありません。

他人を批判していれば、自分が強くなったように思えるかもしれませんが、
「ゴキブリはゴキブリ」であり、ライオンになることはありません。逆に、
誰からどれだけ過小評価されようが「ライオンはライオン」です。

誰にどう評価され、何を言われようとも、
「わたしはわたし」であり、そして「あなたはあなた」です。
もちろん「ねこはねこ」です。

(続)