転院後〜退院まで | 子宮筋腫合併妊娠

子宮筋腫合併妊娠

現在妊娠五ヶ月。妊娠って陣痛さえ乗り越えればいいって思ってた。なのにこんなに過酷なマタニティーライフになるなんて(>_<)
元気に育ってくれている赤ちゃんに感謝の気持ちを残しておきたくて、今までとこれからの妊娠記録をつけようと思います*\(^o^)/*

四時間ごとの痛み止めの飲み薬に
夜中は注射で対応することになったのですが、

注射のきれが良すぎて、
3時間経つと痛みで目が覚め
副作用だけがダラダラと残って
夜中ずっと吐いて眠れず
って感じだったので、

剤形を変えて
もう少し作用時間の長い
座薬に変えてもらいました。

効き目は注射ほどではなくても
痛みは相当マシになって、
夜12時ごろ入れると朝5時までぐっすり眠れました。
でも座薬も副作用はやっぱりヒドかった(´・_・`)

吐き気がひどすぎて
話したり
首をふることさえできない
目を開いてられないほどのめまい
カーテンからもれる光がまぶしくい
一日三回の食事は意識もうろうとしたまま二時間ほどかけて吐きながら少しだけ食べ、
トイレは誰かに支えてもらいながら目をつむったまま、
便秘にもなるし

痛みはマシでも
最悪な状況でした(/ _ ; )

それでもその座薬がないと
痛みに耐えられないので
仕方なく当分は
吐き気どめの点滴をしてもらいながら
副作用と戦いました。


部屋には旦那と母しか入れないので
毎日きてくれました。
母には毎日体もふいてもらったし
旦那は自分が出場するはずだったマラソンも諦め、仕事の合間や休みの日来れる時間は全部来てくれました。

この面会だけが本当に本当に
唯一の心の拠り所でした(ノ_<)

今、その頃の母と旦那へのメールを見返していると、
本当にわがまま娘で

ぶどう買ってこいだの、
今日は頭洗いにきてだの、
今日は何時までに絶対来てだの、
目の前に来てくれてるのに副作用でしゃべれずメールでカーテン閉めてと指示したり
自由奔放めちゃくちゃでした。


父、姉、いとこが面会に来てくれても会えずに帰らせてしまったり、
会えそうな時は車椅子で面会できるデイルームまで連れていってもらうのですが、
ウソでも愛想笑いもできません。
結局みんなを余計に心配させて
帰らせてしまいます(>_<)

そんな状況が二週間弱続いた頃、
だいぶ痛みもマシになってきて、
今度は痛みよりも副作用の方が苦痛になってきたので、
思い切って座薬を中止しました。

そこから一気に回復へ(^ ^)

便秘も解消、
吐き気もつわりもマシになって
ご飯も少し食べれるようになり、
点滴が外れ、
痛みも飲み薬だけで我慢できるようになりました!
同室の方とも話せるようになって
すごく仲良くなりました(^ ^)

この病院には何らかのリスクを持った妊婦さんばかりが入院していて、
みんなの体験談を聞いていると
苦しいのは自分だけじゃないと思い、
そう思うだけで少し頑張れたりもしました。


点滴しなくていいなら、
入院する必要はない!
家で飲み薬だけで治療できる!
よしっ!先生!
退院させて♡

先生からのオッケーがでたので
その3日後に退院が決定(^ ^)

一ヶ月ぶりの屋外です!
一ヶ月ぶりの家です!

ウキウキし過ぎて、
今度はその3日間夜眠れず!笑

眠れないことにイライラして
心底入院が嫌になりました。笑

数日前がウソのように、
少し歩いたり座ったりができるようになったのですが、
寝たり起きたり自分でできないので、
実家にはリクライニングベッドをレンタルし、

退院準備完了。

そんな中
父が面会にきてくれた時、
今までうなだれながら
時に痛みで顔を歪めて
点滴を引き下げて
車椅子で面会していたのが
一転して、

笑顔で手を降りながら
ゆっくりゆっくり歩いて
デイルームに向かう私を見て、

あの父が号泣していました。笑

それをみて母も私も
爆笑と号泣。

デイルームがおかしな雰囲気に包まれました。笑

まだ痛みはあるけど、
もうこの先どんな痛みでも
どんとこい。
母は強しってゆうけど、
こうゆう風に強くなっていくだな~と
身を持って体験した
長い、長い、一ヶ月間でした。