2月のせいか思い出してしまう、私の中学受験の思い出と、両親への恨み。
私の母校は、一応地域のトップ校と呼べる中高一貫校です。多人数いる兄弟の中で唯一私だけが中学受験をしました。
両親は、勉強に興味がないを通り越して、「勉強できる=ダサくてキモい」という価値観で、勉強していると馬鹿にされる家庭でした。
何度目か…父に殴られた日を覚えています。
一つ上の兄弟が、宿題が分からなかったらしく父母総出で考えていました。横で自分の宿題をやっていた私は、答えが分かったので横から「〇〇だよ。」と言い、そして「いい気になんなよ」と殴られました。家族は子供部屋から出ていき、そしてダイニングルームから楽しそうに夕食の団欒が聞こえてきました。私は子供部屋で1人泣いていました。
話が逸れましたね、
さて、当時も中学受験受験の塾は今ほどではありませんが、高かったです。頼んで、毎月のように文句を言われながら月謝を出してもらって短期間ですが通わせてもらえました。クラスで私だけが、月謝の督促の紙の入った封筒をよく受け取って、恥ずかしかったのを覚えています。
最終的に、志望校に合格した日の母の一言が忘れられません。当日は小学校があったため、昼休みに学校の公衆電話から、自宅に電話しました。
「どうだった?」と聞くと、
母は、低く笑いながら
「絶対に入学させてほしいと言わないと約束するなら教えてあげる。」と答えました。
私は「じゃあ受かっていたんだね。」
と言って、後ろに並んでいる子もいたので電話を切りました。
長くなったので続きます。