ぽこ太は、2歳になる前だったかな、自閉症スペクトラムの診断を受けた。

それから、親子教室・OT・STに通い、幼稚園(3年3ヶ月保育)を卒園。

小学校に入学するにあたり、OT・STを一旦卒業し、放課後等デイサービスを利用。

小学2年生の時に受けたPTSDの診断を機に、心理の療養と、OT・STをスタート。

そして、利用していた放課後等デイサービスを休止し、別の放課後等デイサービスを今は利用。

小学3年生の後期から通級指導教室に通わせもらっている。

 

ぽこ太は、通常級で頑張っている。

支援級に入るほど、と言う言い方になってしまうが、知的障害は無し、少しサポートが必要だが通常級で大丈夫だという色んな先生達からの後押しもあり、通常級で学校生活を送っている。

ぽこ太の学年には、ぽこ太と同じ自閉症スペクトラムの子や、学習障害の子、肢体不自由の子、軽度知的障害の子等々、色んな子がいるがみんな通常級で頑張っている。

インクルーシブ教育が構成中ということもあるだろうが、障がいを持った子達が障がいを持っていない子達と共に学べる場になっているのはとても良いことだなと思う。

 

ぽこ太の療育内容は…

通級指導教室、月に2~3回。

放課後等デイサービス、週に1回。

OT・ST、月に1回。

PTSDの診療、2ヶ月に1回。

ドクターの診察、3ヶ月に1回。

(ドクターの診察、PTSDの診療は、ぽこ太の心理状況が酷い時は月に1回)

でも昨年からコロナウイルスの影響で、療育も診察も回数が減ってる。

 

発達障害の診断を受けると聞いた親族が、「何も健康な子をわざわざ障がい者にする必要無い!」と反対することもあった。

私もそれはそうだなと思った反面、今は診断があるからこそ、ぽこ太がぽこ太らしくいられ、周りの理解や協力を得られるのだと心底思う。

 

クラスの中には、あの子ちょっと…って思う子も何人かいるし、学校側から病院へ勧められている子もいるけれど、素直に病院に連れて行く親はほとんどいないと聞き、親として診断を受けたくない気持ちはわかるけど、それによってその子達が生き難い状況になっているというのを理解しない親もいるのだなと思うと、その子達がかわいそうだなと私は思う。

 

私は、ぽこ太が発達障害の診断を受けた時、とてもホッとした。

これでぽこ太に合った声掛けが出来る、無駄に怒る必要もない。

そして何より、ぽこ太のことを理解してあげられると思った。

ぽこ太がぽこ太らしく前に進んで行けるように。