T看護師さんに、「これこれこうだった…」

と、説明して適当に考えもせずに決めた

あの大きな病院名を出すと…


「先生、ちょっと待ってパパに聞いてみる」


T看護師さんの旦那さんは某大学病院の教授!

外科では無いけど婦人科で悪性腫瘍の手術も

当然経験し、他大学病院の知り合いも多い。


暫くするとT看護師さんから電話が入り

「先生ね、パパあまりその病院の人知らない

んだって、だからウチで麻酔からオペ看から

最高のチーム作るからちょっと待って」と。


「1週間で大腸カメラの先生の所に行くので

それまでで良いのでお願いします」

感謝一杯何も言う事も無くただ嬉しかった。


数日して「最高のチーム出来たよっ!

執刀医もイタリア人見たいな人だから先生と

合うはずっ!とにかく上手いんだって。」

「ありがとうございます!あのイタリア人

と言うのが良く分かりませんが…」と私。


イタリア人?陽気?人懐こい?うーん…


まな板の鯉だから多少不安だったけど

信頼してるから全面的に頼りました。


「紹介状の宛名にその病院と先生名を書いて貰ってね、間違えないでね!もう一度言って

その先生の名前と病院名、言える?字も。」


子供じゃないんだからっ!流石に笑


ま、あの足でも捻挫とか言ってるくらいだし

約30年も避けてる訳じゃ無いけど

結果的に病院避けてるのは事実だから

何も言えず…苦笑 (まるでゾウの足だよ、

くるぶしが見えないくらい腫れてるのに)


テキパキと動いて頂きココからは早かった!

10/6に紹介状書いて頂き、そして10/13には

紹介して頂いた先生に会い、様々な検査予約

10/20には、手術日11/9も決まり入院は

11/6になった。


先生は…イタリア人そのものだった笑


ダンディと言うか流行りの耳の上は刈り上げ

鼻が高く陽気な方!その気さくな感じと

手技の高さと華麗な経歴、言う事が無かった


「あ〜どうも〜担当させて頂きますっ!」

初対面と思えぬ壁の無ささ加減、妻と思わず

ニッコリしてしまった。

年齢は50代バリバリの方で副院長でもある。


「どうして先生、そんなに検査とか避けてたのに行く事にしたの?」「何となく今回は

避けて通らない方が良いかな、って。」と私

「そこだよねぇ、そこが分けるんだよねぇ

そこ見逃すと後が大変になる、不思議だな

そこが第六感と言うか解明出来ないとこ。」

分岐路ですよ!分岐路っ。(前に書いた)


「そんな中で先生は私の所に来た、やります

完璧にやってみせますっ!」

「T看護師さんの紹介だし最高のチームでお待ちしてますから!」


Tさんの旦那さんが一緒にオペをした時

その手技に感動したそうである。


何が何だか分からないけど勝手に自分の中で

手術は成功した、と考えざるを得なかった…

それくらい引き込まれた、何と言うか魅力が

凄かった、娘も妻も大好きと言っている笑


ここから先は怒涛の如く進みいつしか時は

入院前日11/5日を迎える…