こんにちは〜
ペットコンシェルジュHITOMIです
今日もこのブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
今日は・・・改めて考えさせられることがありました。
(ちょっと重たいお話になります)
私のところのスタッフの愛犬が昨日
14歳で息を引き取りました。
その子は、14年前、スタッフの子が小学生の頃
私から迎えてくれた子です。
なので、言うなればスタッフの子が
ポッケで働くことになったのも
そのわんこのお引き合わせだったのかな〜って
今思えば・・・って感じで噛み締めています。
実は、スタッフから少し前に相談を受けていました。
何日か前から、お腹の調子が悪く、獣医さんに通っている。
どこかの数値がかなり悪いから、
覚悟はしておいたほうがいい・・・と獣医に言われ、
与えていいものは、獣医さんで出された缶詰のみ。
でも、スタッフは日頃私のそばで働いてくれて
私の話もよく聞いてくれているので、
「果たして、獣医さんのいうようにその缶詰だけしか
あげてはいけないんだろうか・・・?」
と疑問を持ってくれたようです。
私は、シニア期になって、食欲が無くなってきたら
とにかくなんでもいいから食べたいものを
あげればいいと日頃から意見を持ってお伝えしている。
それには、こんな理由がある。
私は、自分がもしもの時・・・
最後に食べたいものはなんでも用意してあげるよって言われたら、
なぜだかわからないけど「ビワ(果物)」って答えようと決めている。
ビワを食べて、甘いな〜美味しいな〜って思って
少しでも食べられたら幸せな人生だったな〜?って思える気がしてるから。
それを、実はうちのわんこさんたちにも当てはめている。
だから、我が家ではうちの子が食べたいって思ってくれるのであれば
実際、わんこ用でなく、人のものでも与える!
例えば・・・カステラ、チーズ蒸しパン、チーズなど
でも、これで最後の一踏ん張りをしてくれた子が何頭もいる。
食べれたことで、気力が生まれ、少しだけでもいい方向に
行く気がする。
そして、何より最後に好きなものが食べれてよかった!って
辛い中でも喜びを感じることができるのが、うちの子が
食べれたということなんだと思う
だから、スタッフの子に
「獣医さんから言われたものしかあげちゃダメなんですか?」って
聞かれた時、すかさず「もうなんでも好きなものあげればいいじゃん!」って
答えた。
そしたら・・・「そうですよね〜、その時はあげれなかったんですけど
いつもあげてるおやつを見せたら、目がキラってなったんです!」って
答えてくれた〜
そうなんです・・・
確かに獣医さんは、病気を直すために尽力してくれてるんだけど
私は、あえて言いたい!!
そのまま逝ってしまったら、悔いが残る!!
誰でも、少しでも長く一緒にいたいと思うもの・・・
だからこそ、獣医の先生の指示は聞かなきゃって思っちゃう
でも、そこでうちの子の気持ちを飼い主さんには
聞いてもらいたいなって思う〜〜
少しでも、好きなもの食べれたら元気になるんじゃないかな?
食べたいものはある?
何が食べたいの?
人になら、その時、きっとそう言葉をかけるんじゃないかな?
今回、スタッフからの質問を聞いて、
やはり飼い主さんがともに歩んできた人生を
知っているからこその答えを出してあげてほしいと思う
なぜなら・・・
うちの子の気持ちを知っているのは、飼い主さんだけだから・・・
獣医さんは、偉大だけど・・・
決めるのは、飼い主さんであってほしいと私は思う
だから・・・日頃からうちの子って何が一番好きかな?
(年齢とともに変わるかも・・・)
どうしてほしいって思ってるのかな?って
なんとなくでも考えておいてほしい
これまで、17歳で看取った私のうちの子たちは
よく生き、最期のその時まで私にさまざまなことを
考える時間をくれたと思ってる
どうしてほしいの?
これだったら食べれる?
そっか、精一杯頑張ってくれたもんね・・・
そして・・・ありがとう
最期の迎え方は、誰にもわからないけど
でも、心の準備をしておくことはできると思うんだ〜
それも、笑ってできるまだ元気なうちに・・・
今回のうちのスタッフの件で、改めてそう思った
結局、今回は好きなもの・・・という選択をせず
見送ることになったみたい
後悔を少しでもなくすため・・・
最後に「食べれてよかったね!」っていうのは
うちの子から、飼い主さんへのプレゼントだと私は思う
だから、絶対飼い主さんがうちの子のことを決めてあげてほしい
獣医さんが言ったからではなく、 SNSでそう書いてあったからでなく
うちの子のために最善の選択を!!
「飼い主さんが決めてやることに、間違いなどあるはずがない」
ってことを知ってほしいな〜
今日のお話は、迎えたばかりの飼い主さんにもぜひ知っておいてほしいお話。
誰に、いつそんな時が来るのかは誰にもわからない
だからこそ、整理と準備をしておきましょ〜