中学校の頃、私の周りの同級生の中には彼女いる子もいて、少し羨ましさもありました。私はどちらかというと興味のない振りをするタイプで、かなりの奥手なんだと思います。


その当時、同じクラスの女の子の事が気になっていました。その子は皆から好かれる人気者で、通学途中や放課後、部活帰りの時にいつも明るく挨拶をしてくれていたのです。


私はだんだんと、彼女の事が好きになり始めていました。そして卒業式を迎え、高校入学まで春休みに突入した途端、もうあの子に合えないと思うと急にさみしさが込み上げてきたのです。会えないことの苦しさを味わいました


それから1週間が経った時に、自分が決意して行ったことが彼女への手紙でした。好きだという気持ちを伝えようと想いを込めて書き、郵便で送りました。


その後、結果は不発でしたが、私にとっての大切な初恋でした。会えないことの苦しさや寂しさを経験し、最後はちゃんと相手に気持ちを伝えるとが出来たのです。


たとえ失敗しても、前向きになれたのは、やり切ったからでしょう。素敵な大切な思い出となりました。