引越し後の家の庭は、東京に居た頃よりだいぶ狭くなりました。
でも、小さいながらも、家庭菜園スペースがあります。
そして、引越し後、挑戦したかったことのひとつ、自然栽培での野菜作り。
近所の方が、耕作放棄地をよかったら使って!と言ってくださったのですが、
まずは、自分の畑で出来るようになってから、と取り組み始めたものの、
本で読んだだけでは、全くうまくいきません。
これはやっぱり教わりにいかないとダメだなと思いつつ、
身近には、慣行農法での野菜作りを教えてくれる方はいらしたのですが、
でもやっぱり農薬も化学肥料も使いたくない、牛糞も鶏糞も使いたくなくて。
どうしたもんかと悩んでいた折、
大地といのちの会代表:吉田俊道氏始めとする会員の方々の指導の元、
月一回、菌ちゃん野菜作り教室の開催が始まるということで、
ちょっと出遅れて2回目からとなってしまったのですが、
参加させていただくことになりました。
2回目は、菌ちゃんふぁーむでの種まきの他、
プランターで、生ゴミを使った菌ちゃん野菜の土作り。
私は、当日、プランターを持っていけなかったので、
後日自宅で行いました。
プランターに籾殻を敷き、
専用密閉容器に貯めていた生ゴミと土を混ぜてプランターに入れ、
上に草と藁をかぶせて、陽のあたる、雨のかからないところに置き、
その3日後。
プランターを覗いてみると、白い菌ちゃん(糸状菌)がたくさん!
レーキを使って土をかき混ぜると、中にも白い菌ちゃんがたくさんいました!
うまいこと発酵してくれているようです!
土も最初よりふかふかになってきてます。
この菌ちゃん野菜作りは、無肥料の自然栽培とは違いますが、
土を発酵菌いっぱいにし、その菌ちゃんたちの力で土をつくり、
野菜そのものに、生きる力をつないでいく、という方法です。
そして、それを身近にある生ゴミなら、
チッソが多く、ファイトケミカルやミネラルも多いので、
これを活用して、病害虫にやられない元気な野菜を作ろうということで、
大地といのちの会代表の吉田俊道氏が広げてきました。
プランターや庭で、捨てるものが生かされ循環型の健康生活が出来、
自然界の奥深い働き、虫や病原菌や雑草の役割を実感、感動できる
この取組みは確かに素晴らしいです。
一方、完全無肥料の菌ちゃん野菜作りの方法というのもあるのですが、
その方法と、この生ゴミを使った菌ちゃん野菜作りの方法とを
いっぺんに一日で行う1Day講習会というのもあって、
最初、それに参加したのですが、ちょっとレベルが高すぎて
だいぶ混乱してしまったので(;^_^A
まずは、家で出る生ゴミを使った菌ちゃん野菜作りからスタートするのが
一番いいのかな、というのもあって、取組み始めています。
今、月7~8日ぐらい、バスのガイドのお仕事をしているのですが、
そのバスのドライバーのお一人が、慣行農法でお野菜を作られている方で、
野菜作りの話を色々してくださいます。
そして、先日、今、菌ちゃん野菜作り教室というのに通っていて、
生ゴミだけでの野菜作りに取組み始めたんです、
農薬や他の肥料は全く使いません、と言ったら。。。
そんなんで美味しい野菜が作れるわけなかーと笑います。
野菜の種類によっては、たっぷりの牛糞がなかったらおいしくならないし、
殺虫剤だって農薬だって、今日本で売られているものは、
身体に害なんか全くないっちゃんねー、と仰います。
うむむ、そうか~、一般的には、そういう認識なんですよね。
だからこそ、生ゴミの力だけで、
美味しい野菜を作って、食べてもらいたいなーと強く思います。
ちなみに、草だけを使った方法もありますよ、というと、
それだけで美味しい野菜が出来るなんて、
そんな方法があるんだったら俺も習いたいわー、とも仰います。
出来るなんて夢にも思ってないみたいですー。
出来るってことを、まずは、私自身がやって
証明してみせますとも(* ̄▽ ̄*)
菌ちゃん野菜作りについては、随時また書いていきます。